話は少し古くなるが先月末、ウォールストリート・ジャーナル紙が主催するデジタル関連のカンファレンスにマイクロソフトのビル・ゲーツと、現在、会社を運営する最高責任者のスティーブ・バルマーが出席し、VISTAの後続OSになるWindow7では、タッチパネルを全面的に採用すると発表した。
これまでの入力装置のキーボード、マウスからタッチスクリーンに換えることを発表した。
1980年代にWindowが誕生して以来、定期的にOSの改訂版を出してきたが、Window98以来は、画期的なOSは誕生しなかった。
技術の専門アナリストは「マイクロソフトも画期的な改定版OSの開発を狙っているがなかなかでない。視界に入っている技術革新があるとすればタッチスクリーンによる入力」と期待してきた。
その期待のOSがいよいよ2009年には出る。
カンファレンスでは、このことを発表したが、内容については、いつものビル・ゲーツと異なって、詳しい話は避けた。
任天堂がタッチスクリーンでDSの操作性を大きく換え新しいゲームの時代を作ったが、アップルが同じくiPhoneで携帯電話の世界を大きく変化させようとしている。
この流れに乗るのがマイクロソフトの新OSである。
特にノートPCの新しい大きな需要を生み出すことになるだろう。関連業界への需要はきわめて大きい。
株式市場でのこのテーマは、これから大きな広がりを持つだろう。