先週から東京市場でも基調の変化に期待する見方が少数意見であるがアナリスト中に出てきた。
一番、大きな理由は先週のベアスターンズ以来、サブプライム問題に意外性のある悪材料が途絶えてきたことである。これで峠を越えたとはいえないが、これまでの政府と連銀の政策が効を奏し始めたのか?
東京市場でも外人売りの一巡がいわれ売り物が細ってきている。外人投資家のなかには、大幅に減らした日本株のウェイトを増加させる動きも出てきているようだ。
今週、注目したいのは任天堂(7974)である。明日(25日)が3月決算の配当取りの最終日である。いくらの配当になるかはわからないが、最近の会社四季報では1株1190円となっている。
同社は営業利益の33%か、純利益をベースにした配当性向50%を株主に約束している。今回は円高で営業利益の33%が適用されるだろう。
東洋経済の予想をとると1,050円ということになる。昨年9月末に140円の中間配当を出しているからである。
おそらく相場の地合がよければ1日で埋めるだろう。
配当取り戦略の有望銘柄とみる。