一時、議論された先進国と中国、インドなどの株式市場とのディカップリング論であるが、その種の見方には組みしないのが私の基本的な相場観である。
ウォール街の動向が日本に影響し、それがアジアに影響を与え、ヨーロッパに伝わるというこれまでの人気は先行きも続く。
ヘッジファンドのジョージ・ソロスは「グローバル資本主義の危機」(日本経済新聞社刊)でも、この種の議論を展開した。また債券投資のバフェットといわれるビル・グロス(ピムコ投資顧問の経営者)のビル・グロスは「サブプライム問題はグローバル化と金融技術革新の所産」としている。
注目している米ニュース・レターの最近の相場観は「S&P500の1326ポイントが重要な支持線だ。これを相場のトレンドが下回らないかぎり、2002年を基点にした上昇トレンドは不変」としている。
S&P500のチャートをみると、今年の相場は1月22日以来、1320ポイントに大きな支持線があることがわかる。
東京市場は2月27日の1万4031円台乗せで、相場は上昇トレンドにはいったようにみえたが、先週以来、方向性をなくしてしまった。
しかし前記ニュース・レターの見方が生きている限り、ウォール街の動きに左右されるとみる。
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