足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

今週は重要な時期

2007-10-28 09:54:51 | 株式

今週の株式相場は年末高への素地を固めてくだおろう。理由はウォール街の状況が、着実に地固めを終え来年春にかけての強気相場の条件をそろえてきたからである。

金曜日のウォール街ではNYダウ+0.99%、

ナスダック+1.94S&P500+1.38%であった。サブプライム問題で金融機関の損失にゆれた週の初めであったが、それを一連のハイテクの好決算が払拭した。ミスター・アメリカの代表格であるマイクロソフトが決算発表で急騰したのも、市場参加者の気分を明るくした。

いまひとつは31日の連銀FOMCである。週末のシカゴの金利先物取引で0.25%下げの確率が86%になつた。0.5%下げの確率も14%ある。

債券王といわれるビル・グロスのいう「あと1.0%下げが必要」という見方にバーナンキ議長もなびいてきてる感じを強くすうる。

仮に月末の下げが0.5%なら、相場は11月分の上昇をいっぺんに吸収するだろう。

いずれにしても今週は個人投資家にも機関投資家にもチャンスの時期を迎える。方向感と銘柄選択を間違えないようにしたい。