ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

本ブログは全財務労働組合中央本部及び地区本部役員が持ち回りで掲載しています※PC版表示にすると背景がおしゃれになります

新たな課題への対応

2011-11-15 22:48:13 | 日記

直近の組合の課題といえば・・・スーツが裂けたスガシン君も触れている「国家公務員給与の臨時特例法案」と「国家公務員制度改革関連4法案」の今臨時国会における「同時成立」ということになるでしょう。ただ、国公産別としての課題としては、この両法案の成立問題が最重要課題ですが、日本の働く者としての課題となると新たな課題が目白押しとなっています。

とりわけTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題については、具体的内容や情報が乏しい中で、農業分野や医療分野の関係者を中心に反対論が強まる一方、工業製品等輸出産業など経済界を中心に賛成論を展開するなどまさしく日本を二分する論争が起きる中、与野党を問わず賛否両派が主張を展開しています。

TPPと言うと関税撤廃が前面にでがちですが、知的財産権や金融・電子取引サービス、検疫・衛生、労働規制と環境規制など多岐にわたる内容を包含する協定のようです。したがって各分野の影響などをしっかり分析して、「国益」の観点で議論し結論を導き出す必要があると思いますし、連合をはじめ労働組合としては、各分野で働く者としての立場からも運動を進める必要があると思います。

また、東日本大震災の大津波による福島第一原子力発電所事故は今も収束していませんが、今後のエネルギー戦略について、即脱原発なのか、中長期的には自然エネルギーに転換すべきであるが当面は原発併存も止むなしなのか、これまた議論が分かれるところです。連合も将来的なエネルギー政策の在り方について議論を開始していますが、全財務としても平和な社会、暮らしの中に組合員が安心して働きやすい環境があるとの視点で産別の中で議論をしていく必要があるとともに、こうした新たな課題への対応について、全財務としての立ち位置について論議を深める必要があると思います。

更に全財務、財務局としての課題は、第一には機構定員の確保ですが、東日本大震災からの復興復旧や税と社会保障の一体改革における増税論議などもあり、国家公務員の総人件費削減圧力が強まる中、今次の定員査定環境も例年になく厳しい状況にあります。加えて、宿舎問題など新たな課題もあり、組織内論議を進めるとともに政府与党対策もしっかり進める必要があります。

一方、幸せいっぱいのOkada君が書いていた非常勤さんのご指摘にもある「仕事のやり方」、審査ペーパーの修正など、もっと効率的な方法があると思いますね。笑い話ではないですが実際私にも経験があります。ラインで起案→上席で修正→課長で修正→次長で修正→部長で修正(ここで、ほぼ元のライン原案に戻っている)と何度も修正指示があり、それを修正するのは起案者であるラインの担当が行っています。本来は上位者が修正する場合は調書にどんどん朱入れをしていけばいいと思いますが、修正が多いと体裁が悪くなる(読みにくい?)からか、ワープロソフトで修正しやすいこともあり、新しいペーパーをまた作るという手順で進めていることが多いのではないでしょうか?(重要案件は関係者が一同に会して、主要な部分の成案を得てしまうなど方法はあると思いますが・・・)

財務局の定員事情が厳しく、査定環境も予断を許さない中、現状の業務内容の見直しはもとより、こうした業務手法についても組合員の目、組合の立場で、業務処理の効率化を求めていく、それによって職場環境を改善していく、古くて新しい課題ですが地域・職場・現場で検証していただきながら、中央段階でもしっかり対応していく必要があると思います。

さてさて、秋から冬へと移りゆく季節の中で、めっきり寒さも感じるこの頃で体調を崩される方も多いと思います。かく言う私も発熱で体調を崩してしまい自己管理のなさを露呈しています。みなさんもこれから厳しい寒さがやってきます。自戒を込めて体調管理には気を付けてください【谷】


心のゆとりを持って。

2011-11-14 22:10:33 | 日記

ブログを書くたびに悩んでいます。皆さんの書く内容が素晴らしいいので、毎回本当に悩みます。自分のカレンダーにブログの担当日には○ブと書いてあります。それでもうっかりしそうになり毎回焦ります。なぜか前日まではきちんと覚えているのに、当日になって忘れて青くなることがあります。

 

最近、物忘れが激しいような気がしてなりません。年のせい???と思いましたが、長野に来てから激しくなったように感じます。お米を研いで、研ぎ終わったら袋を閉めなくてはと思い、気づくと違うことをしていて袋の閉め忘れに気づくということの繰り返しです。一人暮らしをしていると自分ですべてのことをしなければいけないことが原因の一つなのではないかと気づきました。物事を効率的にやろうと思って、どうやら常に次のこと次のことを考え、考えすぎてすぐ次にやらなければいけないことを忘れてしまうのではないかと…。何となく本末転倒な感じがしてなりません。昨日は、うっかり包丁で手を切りました。人生で初めてでビックリしました!

 

おそらく、今、自分には全く余裕がない状態なのではないかと思います。常に何かの心配をしたり、焦っている状態です。何をするにも心に余裕があってすることの方がうまくいくはずです。私自身もう少し心のゆとりを持って過ごしたいと思います。紅葉も見ごろが過ぎ、本格的な寒さが近づいています。今年の冬はスキー(過去一度しか経験のない)に挑戦して、気分転換でも図ろうかと考え?ています。(実現しないかも!)

今、非常に社会がいろいろな面で厳しい状態ですが、組合を通じて、心の余裕をもって仕事に取り組める職場づくりの手伝いができたらいいなと思います。

 

 明日から非常に寒くなるとのことですが、皆さん風邪に負けずに頑張りましょう!

 

(こくざわ)

 


ス、スーツが裂けてる!でも、行くしかない!議員要請行動

2011-11-11 19:03:10 | 日記

皆様お疲れ様です。

そして、新婚になるであろうokadaさん、当ブログは長野どころか、私が日本全国を会議やオルグ等でまわるたびに広めてますよ!okadaブログファンが密かに増加中とのうわさもあるので、引き続きの楽しいブログを期待しています。

本日は水曜日の国公連合で行った中央行動について紹介します。詳細については全財務HP( http://www.zenzaimu.or.jp/ )や来週発行予定の機関紙を見ていただきたいのですが、今回の行動の目的はずばり、「民主党さん、お願いだから我々との約束である給与削減法案と国公制度改革関連4法案の同時決着について、ちゃんと守るよう最大限努力してね!」という要請を民主党議員さんにすることでした。

そして、この日は国公連合から各構成組織より200名を動員し、衆参両院全ての民主党議員に対し、直接議員会館の事務所に伺って要請するという大掛かりな行動を行いました!私も2人一組の主担として5人の議員事務所を割り振られ、「あー、この人は元総理の二世だ」とか「労働組合に理解の無い方で、いろいろ厳しいことを突っ込まれたらどうしよう…」などと、緊張&心配しながら、要請行動に参加したのであります。

しかも、いざ議員会館に入ろうとしましたら某地本委員長に、「スガシンくん、スーツの後ろが裂けてるよ!」と言われ、よく見ると、なんと本当にスーツ上が少し裂けてしまっているのです。そういえば、さっき上着を着るときにビリっていったような気が…。しかし、ここまで来てしまったらしょうがない、背中を見せないようにしてなんとか乗り越えるしかない!ということで、腹をくくってそのまま要請を行った結果、特に突っ込まれることもなく(気づいていても突っ込めないですかね…)無事に要請を終えたのでした。要請においては、議員1人と4人の各議員秘書に対し、国公連合あるいは全財務の組合員として、どういう気持ちで給与削減という苦渋の決断をし、国公制度改革関連4法案の成立にどれだけ期待しているかという想いをぶつけさせていただきましたので、少しでも各民主党議員に伝わってくれればと祈っているところであります。

今後、臨時国会において両法案とも重要局面を迎えることになりますが、中央本部役員として引続きの要請行動や全財務組合員への迅速な情報提供に努めていきたいと思います。

そして、その前に私はスーツの補修も迅速に努めたいと思います 泣 (スガシン)

 


間違えは誰が直す・・・?

2011-11-10 20:32:39 | 日記

えっ、長野で広めてんですか?(Tさん、見てますか・・・?)

さてさて、お好み焼きともみじまんじゅうで頭一杯の中、紹介ネタも底つきたので・・・今回は、ネタの宝庫、となりの非常勤さんの会話から・・・

隣の非常勤さんに言わせると、うちの仕事はヘンらしい。

まず、仕事が良くわからないとのこと。決して、非常勤さんが能力がないわけではない(仕事はできるし、法律の知識など、私に近いくらいよく知っている)。仕事が複雑すぎるのだ。例えば、管財は本省通達がかなりあって、その内容はかなり複雑である。そして、それに輪をかけるようにあるのが、本局作成のマニュアルだ。正直、私自身4ヶ月経過しても、把握しれていない(一体いくつあるのやら)。

次に、仕事の答えが分らないとのこと。例えば、文章の書き方について、自分なりに書いたものの、直の上司に直され、直して持っていけば、さらに上の上司に直され、そして、他の課へ回れば、直しの指示と修正案が提案されるものの、原課でその修正案にまた修正が加わる・・・。(むしろ文章の書き方のマニュアルが欲しい)

そして、その直しについて、特に納得いっていないようで、なぜ指摘した人が直さないのか。その人が直して、後で起案者に報告すれば良い。その方が効率的だと言うのである。

まぁ、全部が彼女の言い分が正しいとは、思わない。しかし、非効率であることや非常勤さんの生の声であることも、また事実なのである。

耳の痛い話(よくよく考えると私の教え方が悪い・・・っぽい)も、しっかり受け止めなければと、痛切に感じるのでした。

 [a.okada]

 


てげ > てげてげ

2011-11-09 19:58:28 | 日記

 おつかれさまです。

 ikemotto=@さんのお好み焼きネタでむしょーにお好み焼きが食べたくなったのは私だけでしょうか。

 宮崎でも、まさにいま「てげうま国際夜市」なるイベントが絶賛開催中です。宮崎市中心部のメインストリートに、韓国、台湾、ドイツなど世界各国の屋台が並び、それらに負けじと宮崎名物の地鶏の炭火焼屋台も煙をもくもくと発しています。土日は朝から歩行者天国となり、まるで夏祭りのような風景がここ1週間ほど続いています。屋台では屋台通貨「てげ」で買い物をし、トッポギ300てげ、ドイツビール700てげで売られています。先日は業務終了後に、所長含め職場の皆さんと国際夜市を満喫してきました。手持ちのてげと、買いたいものを計算し、おつりが出ないように使い切るのに結構頭を使い、小さい頃、お小遣い以内でおやつを買っていたあの感覚を思い出しました。最近では衰退する商店街や地域活性化のために、地域通貨やプレミアム商品券が発行されたという話題をよく耳にします。普段とは違う感覚で買い物するのもなかなか楽しいものです。てげと夜市は期間限定のものですが、これをきっかけにいつもはもの寂しい宮崎市街地が明るさを取り戻したらいいなと思います。

 ところで、「てげ」=「とても」という意味の宮崎弁ですが、「てげてげ」になると「適当に、そこそこ」という意味になります。「てげてげでいっちゃが~。」=「適当でいいよ。」はちまたで飛び交う宮崎フレーズで、あらゆる場面で「てげてげ」なゆるさを発揮するところが宮崎県民の良いところでもあり、ちょっとどうなのーというところでもあるそうです。以前熊本にいたときは、熊本県民には「わさもん(早生者)」=新しいもの好き が多く、九州の中でもおしゃれショップがいち早く進出してきたのには、その辺の県民性が関係しているという話を聞きました。あとは「もっこす」=頑固者だというのもよく聞いていましたね。隣の県なのに方言も県民性もまったく違って面白いものです。私はどちらの良いところも吸収して、強くて優しい九州女を目指します!

 さて、本日中央要求行動に参加された皆様、大変お疲れ様でした。国家公務員給与削減問題、宿舎問題と、公務員へ向けられる国民の皆さんからの目はより厳しいものとなっています。私は公務員になってまだ3年足らずですが、全国各地で常に真摯に業務遂行する職員がいることは必ず支えとなっていると思っています。もちろん効率性やコスト感覚は、公共の利益とともにいつも追求していかなければなりません。ただ、今の実態を一公務員の声として届けていただけたことは必ず今後につながっていくと思います。若手も身を引き締めて、ますます頑張らなければいけませんね。 

【にゃんきゅう】

 


今月の行動に向けて

2011-11-08 15:15:14 | 日記

 今日は二十四節気の「立冬」。初めて冬の気配が現れる日とされ、すでに季節は秋から冬へと暦の上では移行しているにもかかわらず、ここ数日来、東京では冬の気配を感じることが一向にありません。朝晩はさすがに冷え込むようになりましたが、冬の寒さほどではなく、日中は上着がなくても良い日があるくらい冬の訪れを感じない年です。釣り好きですから天気図なども良くチェックしていますが、予想天気図を見ると気圧配置が「西高東低」の冬型に向かっており、週末の天気はぐずつくようですが、今週からやっと例年並みに気温が下がっていくんだろうと思います。この冬の節電が呼びかけられ出していますが、この冬が記録的な寒波に見舞われる年にならなければと思います。

 さてこのブログでも取り上げられていますが、明日は東京でいよいよ国公連合単独での中央行動が初めて実施されます。私たち国家公務員の給与については、5月に行われた政府との交渉で、給与の引き下げにかかる政府提案については、今後、国家公務員に労働基本権が付与され、労使交渉によって賃金・労働条件を自律的に決定することを強く確信し、財政事情や東日本大震災などわが国を取り巻く極めて厳しい環境のもと、「日本の再生のために被災者・被災地とともに歩む」決意をもって、自律的労使関係制度を確立する「国家公務員制度改革関連四法案」との同時成立を条件に合意に至りました。

 しかしながらこの間、国会は衆参の「ねじれ」から、審議自体進展しておらず、人事院はこの労使合意を無視する形で人事院勧告を強行しています。人事院勧告に対してはこれを実施しないこと、本年給与については合意に基づいて行うことを連合・公務労協を通じて政府に申し入れを行い、改めて合意に基づいて給与の改定を行うことを閣議決定させました。第179臨時国会の野田総理の所信表明演説でもこの点をはっきりと表明したところです。

 明日の要請行動は、給与の削減法案だけが先行して成立することがないよう、改めて5月の合意である両法案の同時成立を強く要請するものですが、今臨時国会、とりわけ今月はTPP問題や、公務員宿舎削減のあり方についての方針決定などのほか、財務局の機構・定員など、私たちを取り巻く多くのことについて現政権での方針が出される重要な時期になります。至急の要請等のご協力をお願いする機会も多いと思いますが、諸行動への積極的な参加とご協力をよろしくお願いします。

(東海の釣好き)


声かけがもたらす効果

2011-11-05 23:59:59 | 日記

来週から2週間、東北に災害査定立会の応援に行くことになりました。そして1週間あけて再度2週間、同じく立会の応援で東北に行きます。つまりこれから1ヶ月程度、東北に赴くことになっています。

しばらくは広島の食べ物から遠ざかると思うと若干寂しくなるもの。そうした訳で、この週末は私の中で贔屓にしているお店を巡り、食べ溜めをすることにしました。
とはいえ、そこは残念な独身男、フレンチやイタリアンにお一人さまとはいかないので、巡るといってもラーメンやお好み焼きになるわけです。

広島市は東白島というところに「おてつ」という名のお好み焼き屋さんがあります。私は、ここのお好み焼きが大好きで、味では広島の中でもかなり上位に入るんじゃないかと、勝手に思っているわけです。
広島の人に「おてつ」って知ってる?と聞いても多分知らない人が殆どだと思います。
JRの高架下の小さなお店です。
ただ、この小さなお店は、お好み焼き界では由緒正しき系譜を持つお店です。

広島のお好み焼きといえば「みっちゃん」「八昌」「三八」といった系列があります。
(他にもあるかもしれませんが、私が知っているのはこの3つだけ。
 元々私は、お好み焼きに精通したお好ミストではないわけです。。。)

「みっちゃん」や「三八」の系列というは、総本山のみっちゃんや三八からの暖簾分け、つまりお弟子さんのお店です。だいたい名前も継いでいるので「みっちゃん○○店」「三八○○」という具合に分かりやすいところが多いのですが、「八昌」の暖簾分けだけは別で、名前を全然継承していないため、「八昌」の系列か否か、名前だけでは分かりません。
加えて「八昌」のお弟子さんのお弟子さん、つまり八昌の孫弟子さんのお店があったり、名前が「八昌」と全く同じなのに、有名な方の「八昌」とは全く無関係なお店があったり、結構厄介なわけです。

私は、広島焼き三大系譜(3つ以外にもあると思われている方はご容赦を、、)の中の「八昌」系のお好み焼きが、文字通りお好みなわけです。私のご贔屓「おてつ」は、「八昌」のお弟子さん「ロペズ」のお弟子さん。つまり「八昌」の孫弟子さんにあたります。
“孫”と言っても店主は、もう60歳過ぎと推測される高齢のおっちゃんです。この人がまた、全く以って無愛想、、。
「私、不器用ですから」という哀愁を漂わせ、黙々とお好み焼きを焼くわけです。
私、過去1度だけ他のお客さんが居ない中、店主と私だけの空間が続いたことがありました。私が発した注文の「肉玉のそばダブル」と帰りがけの「ご馳走さん」、と店主の「ありがとさん」しか会話がなかったことがあります。
私も人見知りなものですから、会話を楽しむつもりや楽しむ余裕はないわけで、ここのお好み焼きが食べられたらそれでいいのです。
「私も、不器用ですから、、」
その代わりか、おばちゃんがかなり気さくな人で、常にお客さんと話をしています。常連さんにはおばちゃんとの会話が楽しみ、っていう人もきっといると思わせる位の会話上手です。以前、私も「仕事は、何しょうるん?(=何をしているの?)」「ほうねぇ、大変じゃねぇ(=そうなんだ、大変だね)」と声をかけてもらったことがあります。

まぁ、会話と言ってもその1回くらいだし、“通う”と言っても数ヶ月に1度くらいだし、他に常連さんが多いため、店主のおっちゃんや奥さんが私のこと覚えているはずもないわけです。
加えて最近は、どこかのお好み焼き好きが自身のブログの中で「広島で一番美味しい」と書いたため、人気が拡大。並ぶ頻度も増加。
おっちゃんやおばちゃんもすべてのお客さんを相手に出来ないわけです。

で、この日も大入り。接客担当のおばちゃんは、配達に出かけている様子。おばちゃんがいないので、店主のおっちゃんが一生懸命、常連さんと会話をしています。
私は、そんなおっちゃんに無理はさせない。
おっちゃんは美味いお好み焼きを作るのに集中してくれればいいわけです。
ってことで、お目当ての肉玉そば(そば1.5人前)をいつも通り黙々と食べるのです。
う~ん、いつもながら美味い。恍惚のひと時。

さて、完食。あぁ美味かった。外で並んでいるお客さんがいるし、早く退散、退散。
「ご馳走さん、いくら?」といって清算し、店を出ようとすると無愛想なおっちゃんが、忙しい手を止めて言ってきた。
「はい、どうも。いつもありがとね。また来てね。」

“あれっ”と思っていたら、ドアが開いて配達終わりのおばちゃんが帰ってくる。
私の顔を見るなり「あれれ、、久しぶり?な気がするね。違ったっけ?」

なんと、覚えているわけないと思い込んでいたのですが、この二人はちゃんと覚えてくれていたわけです。。。
もちろん名乗ったことはないので、“時々やって来る無愛想な客”としてでしょうが。

でも覚えてくれており、声をかけてくれると無性に嬉しいわけです。
気にしてもらっていたことへの感動ですかね。


色んな職場や場面で「声かけ励行」と聞きます。
声をかける⇒その人のことをちゃんと気にしているぞ、という意思表示。
声をかけてもらう⇒自分のことを気にしてもらっているんだな、という安心感、感謝。
そんなところでしょうか?

残念ながら、私は、引き続いて人見知りな性格を背負って今後も過ごしていくと思いますが、声かけのようなちょっとした行為が、時として人に好影響を与えることがある、ということは学べました。

1枚のお好み焼きが私に味以上の感動をもたらしてくれた瞬間だったわけです。

 

さてさて、それでは人的支援以来5ヶ月ぶりの東北です。
ちと長め出張ですが、行って参ります。同じく応援で東北に行かれた方々に負けないよう頑張ります。


【ikem0tt0=@】


財務局のPR

2011-11-04 23:01:39 | 日記

 11月に入ったにもかかわらず、全国的に暖かい(暑い)日が続き、11月の最高気温を更新した地域もあるようですが、急に寒くなると思うと、なんだかもったいなく感じてしまうのは自分だけでしょうか。

 

 最近の情勢をみると、政府が人事院勧告を見送り、勧告に基づく給与改定法案は提出しないとする閣議決定を行いました。

しかしながら、最近のメディアにおける報道などは、人勧を見送ることや給与削減の内容のみがクローズアップされ、協約締結権の付与をはじめとする関連法案の成立については、はっきりとした報道がなされておりません。

 あくまで給与の臨時特例法案と自律的労使関係制度を確立するための法案との同時成立が大前提となっており、組合として政府と約束(契約)したにもかかわらず、給与の引き下げ法案のみが先行審議され、肝心の労働協約締結権が先送りされるようなことになれば大変な事態となります。今こそ国家公務員が一丸となり、同時成立に向けて全力を尽くす時であると考えます。

 

 さて、はっきり言って最近ネタ切れなので今回は仕事ネタで繋ぐことにしようと思います。

今年の7月異動で財務局の広報の仕事をしております。主に記者発表などの形で財務局の行う調査結果などを公表する際のマスコミ対応や、講師派遣などのPR活動を行っております。特に今事務年度より、地方公共団体などとの地域連携にかかる業務が中心をなしてきており、何をどうしてよいか訳もわからず東奔西走している毎日となっています。

 また、財務局のホームページ(HP)も受発信ツールとして重要な役割を果たしていますが、このHPの更新作業というものが日々発生します。

 北陸の場合、広報相談官部門は2人しかいないため、自分1人で更新作業を行っておりますが、これがなかなか時間を要する作業となっており、日によっては一日の大半をHPの更新作業に費やすこともしばしばです。このため、異動前に抱いていた広報のイメージとはだいぶ違い、以外と神経を使う場面が多くなっております。

もちろん、更新作業はHP作成支援ソフト(ホームページビルダー等)があるため、なんとかやっていけておりますが、タグ付け言語であるHTMLをエディタなどでコーディングしながら作成しようと思うとはっきり言ってお手上げです。が、広報を卒業するまでにはなんとか簡単なHPであればHTMLで記述できる程度になりたいと考えております。

 

 ところで、全財務のHPは意外と凝っていてちょっとビックリです。更新頻度も最近は高いような気がします。このHPを参考にして財務局のHPも工夫をしてみようと考えている今日この頃です。

 

 ≪北陸ナマズ≫


われわれも種をまきましょう。

2011-11-02 20:27:24 | 日記

10月28日(金)に野田総理の所信表明演説が行われました。内容をみますと、国家公務員の給与を引き下げる臨時特例法案については「その早期成立が欠かせない」と表明されたのに対し、国家公務員制度改革については「関連法案の成立を図る」との、やや抑制された表現にとどまっています。「同時成立」に関する言及はなく、「谷」さんや「大将」さんが懸念されておられるとおり、菅内閣との“温度差”を感じてしまいます。

その他にも、「出先機関の原則廃止に向けた改革を進める」とも述べられており、われわれにとっては、非常に厳しい内容であったと言えます。

ところで、演説の結びに、総理は一篇の詩を持ち出しました。合唱曲にもなっているという「花の冠」という詩。この詩を引用して、総理は「『希望の種』をまきましょう」と議場で訴えられました。詩の作者は仙台在住の大越桂(おおごえ かつら)さんということでしたが、恥ずかしながら、この所信表明演説まで全く存知あげなかったものですから、ネット等で調べてみました。

彼女は819グラムという未熟児で生まれ、双子のお姉さんは出産時に死亡。御本人も重度の脳性マヒであり、また、未熟児網膜症で強度の弱視とのこと。加えて13歳の時には肺炎等が原因で気管切開を余儀なくされ、声まで失っています。一体、これは、“何重苦”と呼べばよいのでしょうか。

しかし、彼女は、その後、養護学校の教諭から字を習い、筆談というコミュニケーション手段を獲得。やがて、詩の創作まで始めるのです。自由に文字が書けるようになったとき、彼女は「自由になったと思った。肉体は声もなくして動けないけれど、心が自由になったと思った」そうです。健常者であるわれわれには、なかなか想像しづらいですが、自分の意思を自由に伝えられないことの苦しさ、そして、言葉によって思いを伝えることができることの素晴らしさを、あらためて考えさせられました。

前述の「花の冠」は東日本大震災発生後に創られたものですが、数年前に創られた作品に「ことばのことば」という題名の詩があります。その一節には、こういう記述があります。

ことばはうまれて育って生きる 大切に大切に だいじにだいじにやさしくすれば みんなの心に種をまき ちゃんと芽を出し実をつける (中略) ことばはずっと生きている ことばはずっと生きていく

本部役員だけでなく、皆さん一様に、今年の情勢の厳しさを感じておられると思いますが、われわれは言葉という伝達手段を持っています。国際的にみて国家公務員に協約締結権が付与されていないことのほうが不合理であることや、内示期間が短いなかで広域異動が行われている国家公務員にとって宿舎の設置は必要な福利厚生であることなど、「正論」を発信していく必要があります。

奇しくも、来週9日(水)には、懸案である「同時成立」を目指し、国会議員への要請行動を含む「国公連合2011年秋季中央行動」が配置されています。全国の組合員の皆様には、また、御負担をおかけすることになりますが、「言葉はずっと生きていく」と念じていただいて、各議員の「心への種まき」に御協力いただきたいと思います。

【ふく福】

 

 


吾輩は・・・

2011-11-01 23:54:01 | 日記

 2011年11月1日、「1」がきれいに並んでいます。と、いうことでWikipediaにて「11月1日」について調べてみました。すると、11月1日は新紙幣発行の日である事が分かり、1984年11月1日から千円札は夏目漱石、五千円札は新渡戸稲造、一万円札は福沢諭吉を肖像とし、2004年11月1日からは千円札は野口英世、五千円札は樋口一葉、一万円札は変わらず福沢諭吉を肖像とし、現在に至っています。稀代の文学者たちが肖像となっていますが、何故彼等が選ばれたのでしょうか。知っている人がいれば教えて下さい。

 

 文学といえば読書、読書といえば、私が通っていた高校では生徒を活字に慣れさせるため、或は読書を習慣化させるために朝のホームルーム前の15分間を読書タイムとしていました。当時、私が愛読していたのは推理小説やミステリーの類で、特に東野圭吾に傾倒していました。理由は簡単で、読みやすかったからだと思います。ただ、ある時、日本文学に手を出してみた時期がありました。これも理由は簡単で、ちょっと小難しそうな本を読んでいる自分に酔いたかったからだと思います。太宰治、小林多喜二、夏目漱石を読んだところでお腹がいっぱいになりました。

 

 漱石枕流。中国の故事から生まれた四字熟語で、「負け惜しみの強い事や無理矢理なこじつけ」を意味しており、夏目漱石という名前(ペンネーム)の由来になっています。「山奥で石を枕に清流で口を漱ぐ生活を送りたい。」と理想の隠遁生活を語ろうとしたところ、誤って「石で口を漱ぎ、流れを枕にしたい。」と言ってしまい、それを揶揄した者に対して「流れに枕するのは俗世間の賤しい話で穢れた耳を洗いたいからだ。石で口を漱ぐのは俗世間の賤しいものを食した歯を磨きたいからだ。」と無茶苦茶なこじつけをしたことが語源となっています。

 

 情勢に目を移すと、人事院勧告の実施見送りが濃厚となっている中で、給与削減に係る臨時特例法案についても法案の可決が現実味を帯びています。しかし、一部報道では国家公務員制度改革関連四法案については、今臨時国会での可決成立が困難との見方もあるようです。しかし、給与削減に係る臨時特例法案の成立だけが先行することは断じて許されないと我々は政府に対して牽制してきました。今後の国会情勢を注視する必要がありますが、「石に漱ぎ流れに枕す」政府の対応が仮にあった場合は納得のいく説明を求めて、場合によっては頑として譲らない強固な意志をもって闘う必要があるのではないでしょうか。(大将)