ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

本ブログは全財務労働組合中央本部及び地区本部役員が持ち回りで掲載しています※PC版表示にすると背景がおしゃれになります

今年最後・・・おおとり?

2011-12-28 22:15:01 | 日記

お疲れさまです。

今年最後のブログ担当ということで、かなりプレッシャーを感じますが、いつもどおりにいきたいと思います。

(スガシン)さんがブログに書いてくださっていましたが、我が家では毎年恒例の餅つき(杵と臼使用)が終わり年末だなと実感しています。しかも、純日本人ということで、今年はクリスマスイブに餅つきでした・・・ この事実を書いて、自分が寂しい状況だと暴露していることに気づきました!

毎年、「今年はいろいろあったなぁ」と思いますが、今年ほどそう思った1年はないと思います。私自身だけが感じるようなことだけではなく、多くの人がいろいろあったと思うのではないでしょうか?組合を取り巻く状況も大いに変化しました。

地震の発生と原発の事故は、歴史に残る出来事であり、日本人の考え方を今までとは全く違う方向へ導いたのではないかと思います。来年は、暗く、悪い思い出で歴史に残るようなことではなく、明るく、楽しい方向で歴史に残るような素敵な出来事があることを心から祈ります。

私自身も、初の異動や一人暮らし。自分の生活が一変しましたが、気づいたら一年が過ぎました。来年こそはいい一年になるように努力したいです。また、組合活動に関しても、状況が変化していますが少しでもお役にたてるように来年も頑張りたいと思います。

最後になりましたが、今年一年本当にお世話になりました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。

すべての人にとって、いい一年になりますように!

(こくざわ)

 


ワールド・カフェを通じて

2011-12-28 11:08:28 | 日記

皆さんこんにちわ!

今年も残り3日となりました。先日、ブログ当番が私の次である(こくざわ)さんからお餅をいただきまして、お正月が近いことを改めて実感しました。こくざわさん、きな粉で美味しく頂きます(笑)ありがとうございました!
 
さて、前回のブログで少し紹介しましたが、今月関東の新規加入組合員を対象に行いました『ワールド・カフェ』について少し紹介します。
そもそも『ワールド・カフェ』とはなんぞや??と思う方がほとんどだと思いますが、『ワールド・カフェ』とは「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法です。
具体的には、数人のグループに別れて、それぞれのテーブル毎に机上の模造紙に自由にメモを描きながら、20分から30分程度の話し合いを行います。これをメンバーを変えながら3回程度行うことで、そこで出たアイデアが他花受粉するようなイメージで、テーマに対するコンテクストが短時間で深まり、大変盛り上がる効果があります。
実際、関東の新規加入組合員に対しても『職場問題について考えてみよう』等のテーマで実施したところ大変盛り上がり、活発な議論がされました。また、お菓子やバックミュージックも用意することで、よりカフェらしくリラックスした雰囲気で話し合いをしてもらいました。もしも、この『ワールド・カフェ』についてさらに詳細を知りたい方や実際に実施したいと思った方がいらっしゃいましたら、資料を送りますのでいつでも本部までご連絡ください!
それで、私がこの『ワールド・カフェ』を通じて参加者に伝えたかったことは、組合員同士が連帯し、今回のように職場の問題等を話し合い、問題を共有し、改善策を考えて運動し、安心して働ける職場の実現を目指していけるということが、組合に入る一番のメリットだということです。
それを今回のワールド・カフェで参加者が少しでも実感し、今後の組合活動の糧になってくれれば嬉しいです。
ということで、今年は組合員の皆様に大変お世話になりましたが、来年もどうぞよろしくお願いします!以上(スガシン)

 


も~い~くつ寝~る~と・・・♪

2011-12-26 21:51:23 | 日記

早いもので、また1年が終わろうとしています。

そこで、ダッシュで、1年を振り返ってみると、3月に地震が起きて、6月に会計監査に就任し、7月に立川へ異動になり、9月に婚約し、11月に引越しし、現在に至ったわけで・・・。内容盛りだくさんな1年でした。そして、いろんな意味で、忘れられない1年になるでしょう。

来年は、私にとって転機の年。さらなる飛躍を誓い、そして、世界中の人に幸せが舞い降りますように・・・。

最後に、今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします!良いお年を~♪

[A.Okada]

 


クリスマスの思い出。

2011-12-22 19:32:07 | 日記

 

 お疲れさまです。

 今年もあと10日を切り、年の瀬のバタバタそわそわする時期になりました。明日からは待望の3連休+クリスマスということで、街も人もにぎやかな週末になることでしょう。

 クリスマスといえば皆さんご存じのとおり、恋人たちにとって、ファミリーにとって、ビッグイベントであるわけですが、今のわたしから特に語るべきことがありませんので、今日は小さい頃のクリスマスの思い出について書きたいと思います。

 私の実家は宮崎県都城市のはしっこの山田町という、「ど」につく田舎で、家も純和風の平屋、煙突なしというサンタさんにとって絶好の悪条件にもかかわらず、小学校低学年までは毎年サンタさんが来てくれていました。ひょっとすると本当にフィンランドからはるばる来てくれていたのかもしれませんが、それなりに大きくなってから、兄とうちのサンタさんのからくりを解き明かしてみました。クリスマスイブの夜、定番の手巻きずしを食べながら家族で団欒する最中、父が何事も無いようにお手洗いに立ちます。そしてお手洗いから戻ってくると、タイミングを見計らって「そろそろサンタさん来ちょらん?!」などと言い出し、その言葉に見事に乗せられた兄と私はそわそわしながら自分の部屋へ向かいます。するとベッドの枕元にプレゼントが!!というのがお決まりのパターンです。父はトイレに行くふりをしてプレゼントを置いていたのですね。一般的には子供たちの寝ている間に枕元にプレゼントが置いてあるのが定番だと思いますが、「サンタさんがまだその辺にいるかもしれないから気をつけろ」と子どもを脅かし、サンタさんと廊下でばったり会っちゃうかもというドキドキ感まで与えてくれていたところが、今考えると父らしいなと思います。大人になるにつれてサンタさんのドキドキはなくなってしまいましたが、今もこの時期になると、当時を思い出し懐かしい気持ちになるとともに、両親の愛情に感謝しています。

パパママ世代の組合員の皆さまは、この時期、お子さんのサンタさんへの果てない要求に頭を悩ませることもあろうかと思いますが、子供たちのクリスマスの思い出は大人になってもずっと残っていくことと思います。サンタさん、陰ながら応援しています。

 今年最後のブログがどうでもいい内容となってしまい、大変恐縮ですが、今年1年お世話になりました。6月に中央執行委員に信任いただき、全財務労働組合にとって激動の1年に、自分の頼りなさを感じる場面ばかりでした。来年も4月には全国青年交流集会も予定されておりますし、各種行動にてお会いする機会が多々あると思います。多くの組合員の皆様とお会いできるのを楽しみにしています。役員も早いもので折り返し地点です。今年力不足過ぎた反省を生かし、来年はしっかりと自分なりの考えを持って行動に参加していきたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

【にゃんきゅう★】


委員長談話 ~自律的労使関係制度の確立に向けて~

2011-12-21 19:30:00 | 日記

自律的労使関係制度の確立に向けて

 

2011.12.21

 

東日本大震災からの復旧復興を進めるための第3次補正予算案などを審議・成立させた第179回臨時国会が12月9日に閉会しましたが、郵政改革法案や派遣法改正案などの重要法案、国家公務員の給与の臨時特例に関する法律案(以下、「給与特例法案」という。)と国家公務員制度改革関連4法案(以下、「改革関連4法案」という。)の両法案の取り扱いについては、来年の通常国会に先送りされました。

 

私たちは、本年5月、政府から提案のあった平均7.8%にも及ぶ月例給の引き下げと一時金10%一律削減を主な内容とする給与の削減について、極めて厳しい内容の提案であるものの、東日本大震災の発災により甚大な被害を受けた「被災者・被災地と共に歩む」との決意を胸に、当該提案を受け入れることを表明し、5月23日に政府と合意しました。

 

これは、現行法制度を越えた極めて異例な措置であるものの、自律的労使関係制度(=労働協約締結権付与)を先取りすると政府自らが表明して、労働組合に対して給与削減を提案、その労使合意に基づき法案を提出し成立を図ることを約束したものです。

 

現状、私たち公務員労働者には、憲法上保障されている協約締結権を含む労働基本権が大きく制約されており、その代償機能としての人事院勧告制度が措置されていますが、今回の政府提案はこれを乗り越え、労使合意(=実質的な労働協約)に基づき労働条件にかかわる法案を提出し、成立を期すことによって労働条件を決定する仕組みに移行することが提案され、合意されたものであり、来るべき自律的労使関係制度の試金石になるものと確信したからに他なりません。

 

これにより、政府は6月3日に給与特例法案と改革関連4法案を閣議決定し、先の通常国会に提出したものであり、政府が自ら提案し労使で合意した以上、両法案を一体で処理することは政府の責任であり、論理的にも切り離すことは考えられません。

 

第177回通常国会や第178回臨時国会では、残念ながら両法案とも継続審議となり、第179回臨時国会において、給与特例法案の先行処理や人事院勧告(▲0.23%)を実施した上で給与特例法案も処理する等の動きもありましたが、これまでの経過を踏まえれば、労働基本権の代償機能たる人事院勧告をも越えて、労使の合意によって労働条件が実質的に決定される枠組みに労使とも一歩踏み出したわけですから、政府与党が両法案の一体処理を期すべく国会に臨むことは当然であり、私たちが両法案の一体処理を求める理由もここにあります。この点については、組合員のみなさんとの共通認識、意思統一を改めてお願いします。

 

なお、両法案の処理が越年となり、改革関連4法案に自民・公明などが反対している参議院での「ねじれ状態」を踏まえると、その処理の行く末は不透明でありますが、政府与党に対しては次期通常国会で両法案が成立するよう強く求めるとともに、連合、公務員連絡会に結集し、国公産別としての国公連合の主体的役割の強化、野党対策を含めた政治・国会対策をより強固に進めていくことが重要となります。

 

何よりも給与特例法案のみが処理されることがないよう取組みを強化するとともに、震災復旧復興に向けた「被災者・被災地と共に歩む」として、厳しい給与削減に理解をいただいた組合員の尊い思いを大切にしながら運動を進める必要があります。

 

今、マスコミや心ない国会議員からは、これらの経過や組合員の尊い思いとは別に、あたかも「社会保障と税の一体改革の露払い」とばかりに、増税のため国家公務員給与をスケープゴートにしようとする論調や宿舎問題に代表される公務員バッシングが横行していますが、本質を見極めない表層的な論議には、組合として毅然とした対応をとる必要があります。

 

このことを改めて組合員のみなさんと共有しながら、仮に改革関連4法案の成立が見込めない事態となれば、5月の労使合意は破棄されたものと看做せることから、私たちとしては両法案とも廃案にする、そして現行制度を越えて行った政府提案が実現できないのであれば、一度これをリセットし、改めて自律的労使関係制度の措置について労使交渉による合意を目指すこととし、合意に少なからず時間を要するのであれば、当面の措置として、現行制度に基づいて労働条件を決定しておく、といった選択肢も視野に戦略を検討していく必要があると考えます。

 

いずれにしても、来年早々に開かれる通常国会での審議が、両法案の帰趨を決める重要なターニングポイントとなることは言うまでもありません。本年5月の厳しい判断、「被災者・被災地と共に歩む」とした組合員の尊い思いをしっかり受け止め、中長期的には組合員の皆さんの利益につながるとの強い信念、確信の下、両法案が同時成立するよう中央本部としてナショナルセンター、産別に結集しつつ、みなさんの先頭に立って運動を進めたいと考えます。

 

情勢は時々刻々と変化しますが、タイムリーな情報伝達と共有に努めつつ、あらゆる変化にも対応できるよう各級機関における運動態勢の構築をお願いするとともに、引き続きの意思統一と運動への結集をお願いし、本年を締め括るにあたって、自律的労使関係制度の構築に向けた中間的総括とさせていただきます。

 

           全財務労働組合

             中央執行委員長 大 谷 貞 徳

 


原子力開発の現場に行ってきて思うこと

2011-12-21 17:24:16 | 日記

 早いもので本年も残すところあと10日になりました。今年は3月に東北地方を中心とした未曾有の大震災があり、そのために多くの方が亡くなられました。被災地支援・被災地復興には多くの財務局職員の方々も携わり、何とか2011年の年の瀬までたどり着いたわけですが、2月にも設置されることとなった復興庁により、被災地の復興がさらに進展していけばと願うばかりです。

 もう一つ忘れてはならいことに、福島第一原発事故があります。直接的に生活の場を奪われた住民の方への影響もさることながら、飲用水、農作物等の生産者、消費者にも大きな影響が現在でも続いています。「脱原発」による社会の構築等が盛んに議論されましたが、改めて電力の1/3を原子力に委ねていた私たちの日々の生活について考えさせられる機会となりました。私たちが加盟している国公連合には、従来から原子力政策に否定的な運動をしていた構成組織や、そこで働いている職員の労働組合を傘下にしている構成組織が混在しています。そのどちらに依った方針を国公連合として掲げているわけではないため、まずは原子力推進、反対双方の立場を理解することから始めようということで、私を含め国公連合の構成組織書記長クラスで原子力研究開発機構等に出かけ、原子力開発の現状、今後の日本の社会における原子力の必要性等について、専門的な内容をわかりやすく説明いただくとともに、施設内を見学させていただき、そこでどのような研究が行われているかの説明をしていただきました。原子力先進国のフランスや中国、インドの開発の現状の説明もありましたが、それを鑑みると研究もダメという結論を早期に導くのは拙速ではないかと率直に感じました。研究分野への事業仕分けで当時の担当大臣の「1番じゃないとダメなんですか?」というフレーズが繰り返しメディアを通じて流されたわけですが、拙速な判断により、予算が打ち切られ、数十年にわたってそこで培った技術、何よりも「人材」が枯渇してしまうことは大局的に見てこの国のためにはならないのではないかと感じました。これは、ここまで定員削減が続いた財務局にも当てはまることではないかとも感じた次第です。

(東海の釣好き)


学生さん、いらっしゃ~い

2011-12-20 19:55:24 | 日記

12月19日(月)、人事院中国事務局主催の国家公務員ガイダンスに出席しました。
これは、来年、国家公務員試験を受験する大学生のため、各官庁の職員が大学に赴き、それぞれの官庁について具体的な仕事内容などを説明するという催しです。
大学生にとっては、自分が来年受験する公務員試験の後、実際どこの官庁を志望するかの目安にする場であり、我々官庁職員にとっては、将来(=再来年)の新人公務員へのPRの場といったところでしょうか。

ということで、私、中国財務局をPRすべく広島大学に赴きました。なお、中国管内でのガイダンスなので、所属する中国財務局についての説明に限定しております。他局を蔑ろにする意図はありません。
何故、中国財務局から私が行くのか?という疑問が浮かぶのですが、答えは、うちの人事係長と私が同期の間柄で、単に頼みやすかったから、といったところでしょう。まず頼みやすそうな人にお願いしてしまうというのは、組合活動も当局側の活動も同じなんでしょうかね。

さて、官庁名簿を見てみると、財務局以外にも、行政評価局、国税局、税関、労働基準監督官などなど、10を超える官庁から人事又は総務担当者が来ておられましたね。中には担当者2~3人で来場している官庁もある。
「って、他官庁は皆、人事か総務担当じゃないの!?私ゃ、主計課ですよ。は、畑が違うの独りだけじゃない?」と同期の人事係長を恨めしく思っているうちに開催時間が近づいてきます。

広島大学の会場に行くと既に200人近くの学生で溢れかえっていました。ちょっと学生多すぎ、、予想外。。

さてさて、人事課からの指示で説明する内容は、主に2点。
1つは業務の説明。もう1つは試験の説明です。
そう、ご存知の方も多いと思いますが、来年度から「財務専門官採用試験」という試験が新設され、財務局職員になるためには、この試験を受験しなくてはなりません。
多くは、国家2種、3種試験を受験して入局していると思いますが、来年度から2種、3種試験の合格者から財務局職員は選考されないのです。
※そもそも来年度からは国家公務員試験そのものも改正されて、1種、2種、3種の名称もなくなるんですけどね。

「財務専門官試験」や「国家公務員試験改正」の詳細は、人事院や、財務局のHPに譲るとして、ちょっと厄介なのが、試験日程。
我らが「財務専門官試験」は、「国家公務員試験(旧1種、2種、3種)」、「地方公務員試験」との併願は可能なのですが、「国税専門官試験」とは受験日が重複しており、併願が出来ません。

国税局の採用者数は、財務局に比べてかなり多いことから、そちらに受験者が偏る可能性が否定できません。
よって、「“財務局”と“国税局”の業務の違い、「財務専門官試験」と「国税専門官試験」との違いをよく説明して、財務局職員を目指してもらえるよう、しっかりPRして来い」というのが人事(=同期)から指示。
とはいえ、このガイダンス。
官庁ごとにブース(=コーナー)が作られており、学生が話を聞きたいと思う官庁のブースに自ら行き、職員から説明を受けるというスタイルです。まさか「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」と呼び込みをするわけにもいかないし、財務局のブースに学生が話を聞きに来てくれるか否か、保証はないわけです。

1回30分×3回の説明が行われます。
つまり、学生にとっては10以上ある官庁のうち、3つの官庁だけ説明を聞くことができ、私にとっては、3回、学生に説明できるということになります。

始まってみると、私が勝手にライバルと位置づける国税局のブースは満員御礼。3回とも満員で、大盛況でしたね。映画「マルサの女」効果がまだ続いているのか、それとも、採用者数の多さからか?
“やっぱり国税専門官試験と同じ試験日ってマズくない??”
と傍目で見ていましたが、我が財務局ブースにも3回で30人程の学生が集まってくれました。
“ありがとう、君たちが神様のように見えるよ”と心で思いつつ、業務と試験の説明をします。

一方、学生たちは、私の思いとは裏腹に真剣そのもの。リクルートスーツに袖を通し、若さが弾けんばかりの容姿ですが、その表情は「ちょっとでも職場の内容を知り、今後の参考にしよう」という気概で満ちています。

「初心忘るべからず」といいますが、この学生たちは初心を持つどころか、今からスタートラインに立とうとする人ばかり。そんな学生たちに気圧されそうになりました。
歳を取ったなどと嘆く前に、学生時代、公務員試験の勉強をしていた頃や、入局した頃のことを思い出さなきゃならんなぁと思いました。

果たして、私の説明がどれだけ効果があったのか分かりませんが、出逢った学生の中から一人でも多く同じ財務局の仲間になる日が来ることを想像しながら、帰途についたのでした。

【ikem0tt0=@】


冬に備えて

2011-12-19 23:04:45 | 日記

 先週の金曜日から土曜日にかけ、北からの寒気の流れ込みにより、北陸地方では平野部でも積雪を観測しました。いよいよ本格的な冬のシーズンに入った気がします。

 我が家では、外の水槽で飼っているイシガメ(今年捕獲した個体)を越冬させるべく、水槽の中に陸地を作り落ち葉を敷き詰めました。外でカメを越冬させるのは初めてであり、変温動物であるカメが凍りつくのではと心配にもなったので、さらに水槽を新聞紙で包み、保温効果を高めたりしております。・・・しかし、実際にうまく越冬させることができるのかどうか、ちょっと不安です。

 

 ところでカメと言えば・・・福井県庁の周りにお堀があるのをご存じでしょうか。お堀にはコイやフナなどが棲息しているのですが、ミシシッピーアカミミガメ(いわゆるミドリガメ)もかなりの数の棲息を確認することができます。中には小さな子ガメも確認できるので、どこかで繁殖していると思うのですが、お堀の中はすべて水で満たされており、カメが産卵できるような陸地は見当たりません。いったいどうやって数を増やしているのだろうと不思議に思いながらみていたりします。

―――今年最後のブログでまたつまらないことを書いてしまいました。ここまできたら最後まで書こう―――このミドリガメは言わずと知れた外来種であり、繁殖力も高くすばしっこいため、日本の固有種でのんびり型のイシガメやクサガメ(クサガメは外来種であるとする説あり)の勢力範囲をどんどん狭めているという問題があります。

 カメに限らず、その他の爬虫類や両生類、魚類などの多くが外来種によって数を減らし、種の存亡に瀕しているものも少なくありません。

 日本の各地では、ミドリガメどころか凶暴なカミツキガメが繁殖している場所があったり、都心でも浄化能力の増強で水質が改善した多摩川にアリゲーター・ガーが泳いでいるといったニュースを見たり・・・100年後に日本の自然環境はどうなってしまっているのだろうか・・・。

 

 年明けからは組合活動も忙しくなりそうです。地方と中央のパイプ役として、しっかり使命を果たしていきたいと思います。

 

≪北陸ナマズ≫


2011年最後の愚痴

2011-12-16 20:54:25 | 日記

【大将】さんのブログのタイトルを見た瞬間、不幸にして東日本大震災で親御さんを亡くした“孤児”について語られるのかと思ったら、御家庭のHappyな話でしたね。何はともあれ、おめでとうございます。特別休暇はわれわれが勝ち獲ってきた制度ですから、ぜひ、活用して、“父親業”にも励んでください。

さて、今年の重大事といえば、あの大震災ということになるのでしょう。“震災孤児”の数は1,000人以上に上るとも聞いておりますし、まだまだ、仮設住宅等で過ごされておられる方も大勢おられます。そして、迎えた厳冬期。日本人である限り、常に心のどこかで被災地に思いを致すのが“人の道”であろうかと思います。

ところで、各メディアは、国家公務員が、労働協約締結権の付与を取引条件にして給与削減に抵抗しているかのように書き立てていますが、そもそも、「自律的労使関係の先取り」を主張したのは当時の菅内閣であったにも関わらず、その“事実”はどこかに吹き飛んでしまったかのようです。加重平均で▲7.8%というのは決して小さな数値ではありません。それでも、公務員連絡会・国公連合は「被災地・被災者とともに歩む」決意をもって苦渋の決断をしたのですが、その点については何ら評価することなく、バッシングのみを続けて、浅はかにも経済実態や公務員制度の異なるギリシャまで比較材料として取り上げる始末。日本のメディアは、一体、何を目指そうとしているのでしょうか。自分たち自身は、▲8%、▲10%といった水準の給与引下げを容易に受け入れられる度量があるのでしょうか。

いやぁ、今年最後のブログだというのに、結局、愚痴になってしまいました。申し訳ありません。ただ、このままバッシングや雇用条件の悪化が続けば、公務からの“人財”の流出、あるいは新規採用者の確保難に繋がっていくのではないかと、非常に不安に感じているものですから、中年男の愚痴ではありますが御容赦ください。

今年も残すところ2週間余となり、来年は来年で厳しい情勢が続くことに変わりはありません。しかしながら、来年最後のブログは、少しでも明るい話題で締めくくることができればと、切に願っています。

【ふく福】

 


震災チルドレン

2011-12-15 20:34:05 | 日記

 私事で大変恐縮ですが、平成23年12月6日19時17分に長男が誕生し、父親になりました。3,786gのふっくら大きな身体から、パワフルな産声をあげこの世に生を授かった息子を「泰司(たいじ)」と命名しました。

 

 「泰然自若」という四字熟語をご存知でしょうか。落ち着き払っている様、慌てず動じない様を意味します。今年は東日本大震災という未曾有の大災害が発生し、日本中が混迷を極めましたが、震災チルドレンのひとりである息子に、どんな状況でも慌てる事なく、常に冷静に行動し、自分を見失わない様生きて欲しいという願いを込めて泰然自若の一文字、「泰」を使う事にしました。

 

 昨日、妻子ともに退院し、一家団欒の日々を過ごしています。グズって夜泣きをする事もなく、一日の殆どをスヤスヤと寝ています。およそ3時間置きに授乳するのですが、授乳後もそれほど時間を要さず寝てくれるため、精神的にも肉体的にも妻の負担は重くなさそうです。私も出来る限り妻をサポートするため、オムツを替えたり、抱っこしたり、沐浴させたりと奮闘しています。慣れない事ばかりですが、すごく新鮮で、子を育てる喜びを噛み締めながら愛情を注いでいます。

 

 妻の出産の際には配偶者出産休暇を利用し、男性の育児参加のための特別休暇も利用しています。もちろん100%取得するつもりです。こうした特別休暇制度は非常に有り難く、子育ての喜びと同様に制度の有り難みを噛み締めています。余談ですが、中央本部執行委員に任命され、はじめてブログを書いた時に、先述した特別休暇制度や男性の育児参加について触れていました。なんだか感慨深い気持ちです。【大将】