全国各地で災害が頻発しています。
すでにこのブログで触れられている地域を始め、北海道内でも大きな被害が出ています。
気候の変動、過疎による森林管理分野の衰退、過密による地方放置など、直接の引き金と間接的な要因が絡み合っての被害かなぁ、と、漠として思ってます。気候の変動は地球の長期的なサイクルの中での話だとは思いますが、気候の変動も含めて、人類の及ぼす影響は大きいなぁ、と痛感するこの頃ではあります。
さて、今回のテーマは、「組合の活動とは?」。
金曜日、札幌支部の定期大会がありました。大会議論で「組合のメインテーマは?」的な疑問が発せられました。いや、こんな表現ではなかったですが。
僕の考える組合のテーマは、「職員が職場とプライベートの両方でいかに幸せな生活を送るか」、です。
これは、昨日の大会でも発言していません。ここで初めて文字にしました。
職場の現状を顧みると、「職員が職場に破壊されないように主張または抵抗」している状況です。機構・定員で要求116名―定員削減91名=純増25名が公になり、要求内容と財務省内の他の職域での要求を考えると厳しい査定が予想されます。先ごろの人事院勧告ではプラス勧告の一方で俸給表水準の引下げと過密都市対策の地域手当引上げが勧告・報告に盛り込まれました。
こういう状況では、なかなか組合のテーマには辿り着かないように思います。しかし、これは本来のテーマの読み替え、もしくはそこに至るための通過点だと理解しています。
そして、こうした状況でも本来のテーマについての取り組みや成果は、実はあるんですね。
出産や育児に関する諸制度の拡充、年金との接続のための再任用制度の利活用が代表例です。もちろん、現在の仕組みだけでは足りないこともありますが、その時代の要請に沿って、一歩ずつ進めているんですな。
組合の活動とは、「職員が職場とプライベートの両方で幸せな生活を送る」ことを実現する「手段」であり、組合そのものが「手段」です。
ということは、組合のテーマは存在せず、僕ら職員の共通して持つテーマがあって、その実現のための手段として組合を作ったことになります。
組合とはなにか。
すべての職員がそれぞれに、または共に、考えてもいいのかもしれません。
と、いうことで、
僕はこの文章中の「職員」を「組合員」と言い換えるような、目先の組織率向上だけを目指す組合役員にはならないように気を付けてますが、ときどきうっかり足を踏み外してまーす(笑)
反省、ですね。あ、1日、ブログの投稿が遅れたことも¥(*o*
(たむらまさかず)