ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

本ブログは全財務労働組合中央本部及び地区本部役員が持ち回りで掲載しています※PC版表示にすると背景がおしゃれになります

東北地方を巡って

2011-02-28 23:41:49 | 日記

先週末に北海道、東北、四国、南九州の各地区本部で、地区委員会や代表者会議が開催され、春闘期に向けての意思統一が図られました。

私は、東北地本の拡大支部代表者会議にお邪魔させていただくとともに、木曜日から盛岡、秋田、青森、仙台の各支部でのオルグも実施をさせていただきました。

公務を巡る今春闘期の課題は、民間春闘相場引上げ支援に呼応した私たちの賃金・労働条件の維持改善は勿論ですが、とりわけ、労働基本権回復と人件費削減を巡る問題が大きな課題になっています。

そうした情勢を踏まえ、現状の基本権を巡る整理すべき課題を民間労働法制と比較しながら説明させていただき、また、人件費削減についても、その背景や今後の組合の運動の方向性についても提起させていただいたところです。

また、組合員のみなさんから意見をいただいている、組合加入のメリットや労働組合と政治とのかかわりについても、できるだけ平易にお話させていただいたところです。

東北各支部は組織率100%を誇る支部が大半で、オルグにも在席者のほとんどの組合員の皆さんがご参加いただき、拙い話にみなさん真剣に耳を傾けていただいたことに感謝申しあげるとともに、各支部の支部長、書記長のみなさんの活動に敬意を表します。

特にお世話になりました盛岡のS支部長、秋田のW支部長、青森のT支部長のみなさん、お忙しい中、昼食や夜の懇談にご同席いただき大変お世話になりました。この場をお借りして改めて御礼もうし上げます。

いずれにしても、この春闘期以降が私たちの働き方に大きな影響を及ぼしかねない課題が情勢変化とともに目前に迫ってきます。

本部としても中央の情勢を迅速に各地区にお伝えしたいと思いますので、各級機関おかれては、組合員のみなさんにしっかりとご説明等を行っていただき、情勢認識の共有と意思統一を図り、課題解決に向けて、一致団結して運動を進めていくことが重要となりますので、引き続きよろしくお願いします。【谷】 


2011-02-25 23:37:55 | 日記

今日は、東京も気温が20℃近くまで上がり、ぽかぽか陽気でした。今週は仕事でもいろいろとあったので、思い切って午後年休をいただき、お出かけしました。普段、土日に慌ただしく済ませる用事を平日の素晴らしい天気の日に、ゆったりとした気分で済ませることができて最高の午後になりました。とてもいい気分転換にもなり、月曜日からあらためて遊びに、仕事に頑張ろうという気持ちです。いつも上司から年休を取るように言われますが、普段の休みとは違う気持ちで1日を過ごすというのは、いいリフレッシュになるという事を改めて実感しました。

先日もブログに書かせていただきましたが、春闘にかかる動員がこれから増えるとの話がありました。今週の支部の執行委員会で、参加する人の報告をしました。一週間のうちの2つの動員に、合計20人弱の参加者を決定しました。支部の組合員数は、非常に多いのですが、やはり、参加者のほとんどが執行委員となりました。なかなか、組合活動に参加していただけない現状を痛感しました。18日に行った職場集会もやはり参加者は少なかったです。支部の組合員数が多い分、組合員同士の繋がりが希薄になっているのではないかと思います。これは、組合だけでなく、通常業務を進めていく中でもやはり人数が多い分、人間関係が希薄だと思います。色々なことを気軽に相談できたりする雰囲気をつくることが組合だけでなく、仕事に関しても重要だと感じました。

今回のニュージーランドの地震の発生においても、お互いに協力していくことの大事さを痛感しました。行方不明の皆様が一刻も早く救出されることと、被災された方が一日も早く地震発生前のような生活が送れるようになる事を心からお祈り申し上げます。

(こくざわ)


組織拡大に向けて

2011-02-24 23:50:56 | 日記

このところ、朝晩をのぞけば比較的暖かい日が多いですが、来週あたりに、また寒の戻りがあると言われていますので、体調管理には引き続き気を付けたいと思います。

そんな中で、先日の東海の釣り好きさんのブログでも触れられていましたが、おとといの火曜日に国公連合近畿のチラシ配布(ティッシュ配り)に参加してきました。早朝は、まだまだ寒く手が凍りそうになりますが、「おはようございま~す!」、「国公連合で~す!」と、声出しも兼ねて、通勤途中の方々にチラシをお配りしました。毎月実施されていますので、次回は、来月下旬に予定されているところです。

その翌日には、同じ場所で国公労連のみなさんがチラシ配布をされていました。国公連合と国公労連、このあたりの違いについて、私は組合役員をやるようになってから、初めて知りました。特に若い世代の方には、あまりなじみがないのではないでしょうか。我々を取り巻く環境が大きく変わろうとしている現状をお伝えすることも大事ですが、機をとらえて、組合員の方々にこれまでの歴史をお伝えすることも、非常に重要だと思います。

(きんきの山)


大学生

2011-02-24 06:18:14 | 日記

みなさんお疲れ様です。

いやーバレンタインも終わってしまいましたね、皆さんもらいました(あげました)か?私は期待とは裏腹に保険のおばちゃんと妻から例年通りチョコをもらっただけでした。こんなもんですよね、Naganoさん(泣)

ただ、1つサプライズがありまして、なんと課内の女性一同から男性一同へバレンタインでワインのプレゼントがありました。甘いものより酒好きの男性陣への配慮が素晴らしいと感動しました。ホワイトデーもお酒で返した方がいいのかな…いや、やはり高級チョコが無難だな。

 

本日は国の官庁業務説明会ということで、国家公務員を志望する学生に対して財務局の業務体験談等を説明してきました。優秀な人材の確保は当然重要な課題でありまして、私も本日は財務局の魅力をめいいっぱい学生に売り込んできました。もちろん変に飛躍して売り込み過ぎて、入局してからだまされたと思われないように注意しましたが…

そういえば、中央本部でも学生の訪問を受けて意見交換会を開いていたようですよね。学生との接点というのもなかなかありませんが、真剣なまなざしの学生と話すことで、先輩職員として財務局職員としてプロフェッショナルに業務をこなしたいなあと改めて思いましたし、組合役員としても未来の後輩のためにより良い職場環境にしていかなくてはならないと強く思った一日でした。

久々に学食でご飯を食べたり、学生と話をしたりしてなんか自分も若返った気分の一日でした。以上(スガシン)

 


要求構築・交渉能力について

2011-02-22 14:27:46 | 日記

 昨日、国公連合主催の勉強会「民間労使関係における労働条件決定システム」に参加しました。今回の講師は、弁護士の宮里邦雄先生でした。過去の様々な民間労働関係訴訟の経験談(プロ野球再編問題等)を踏まえた講義で、大変勉強になりました。先日の中央委員会でも、政労連 平山中執から、同じテーマで講話を賜りましたが、その復習の機会にもなりました。一連の講義において強く感じたのは、私たち労働組合の側でも相応の組織、交渉能力を早急に整備しなければならいという点です。

 私たち公務の特殊性を鑑みれば、多少の制約があるとは思いますが、今以上に民間の労使関係、労働条件検定システムに近づいていくことは間違いないと思います。そこでは基本的には要求、交渉、妥結というプロセスを経て、私たちの労働条件等が決定されるわけですが、多くの組合員の要望をきちんと汲み上げ当局に要求し、妥結に至るには、交渉にあたって相当の労力が求められると思います。現段階では、各級機関でどのような水準の行動が求められることになるか正確には分かりませんが、将来に向けた取り組みを、今から始めなければならないことは間違いありません。多くの支部では先週末に、独自の要求項目を含めた春季要求書を確認し、当局に提出されていることと思いますが、身近な訴えを要求項目として整理、構築し、それを当局に問題として認識させ、実現させていくことが、要求構築・交渉能力の整備についての第一歩であり、重要なことなのではないかと思います。

 今朝、N書記長と共に、公務労協のチラシ行動(ティッシュ配り)を行いました。今回のチラシは「労働基本権の確立」、「公務員の労働条件は交渉、協約で決めよう」という内容のものでしたが、このチラシであることを見てから受け取るといった方が多かったように思います。新聞記事が先行していますが、霞ヶ関に勤務する方も関心が高くなってきたのではないでしょうか?今週も、いくつかの地本、支部へオルグ等で伺いますが、このような中央情勢等がお伝えできればと思っております。

(東海の釣り好き)


仕事と子育て応援プラン

2011-02-21 21:29:58 | 日記

今日は、テレビや新聞で「経済低迷」と「少子化」に関連するニュースをよく目にしました。

まず新聞で見た「ホカツ」について。「ホカツ(保活)」とは保育園探しのことなんだそうです。少子化と言われつつも保育園は定員いっぱいであり、待機児童が増加しているという話はよく耳にしますが、私が住んでいる地方においても希望する保育園に入園できなかったという話を聞いたことがあります。私自身が思うには、近所を見ても明らかに小さい子どもが減っているのに、保育園はいっぱいだというのは、なんだか不思議な気がしますが、それだけ働くお母さんが多いということなのでしょう。新聞記事には、育児休業が延長される企業が増えているなか、希望の保育園に入れるため、空きができれば子どもを入園させ、育休を切り上げて職場復帰する人がいるという内容が書かれていました。育休明けに希望の保育園があいているとは限らないため、見つかった時点で入園させるのは合理的な方法かもしれませんが、育休として子育てに専念できる期間が確保されていたのにもかかわらず、途中で切り上げてしまうのは、お母さんにとっても子どもにとっても残念なことではないかと思いました。

また、テレビで、認可保育所に入れなかったため、無認可保育所への問い合わせが相次いだというニュースも聞きました。経済低迷で所得が減ることにより少子化につながったり、また共働き家庭が増え、それに伴い待機児童も増えたりと、一つの要因がさまざまなことに派生していくことを感じた一日でした。

我が職場では、「仕事と子育て応援プラン」ができ、昨年7月の名称改正以降当局の様々な取組みにより、組合員の皆さまにとっても知名度の高いものとなっているのではないでしょうか。改めて、当プランのパンフレットを見てみましたが、今日のニュースを聞き、自分も職場復帰するとき、保育園が空いていなかったらどうなるんだろうと不安になりました。

先日読んだ榊原英資氏の『フレンチ・パラドックス』中に、フランスの少子化の取り組みは100年前から行われているとありました。日本でも出生率が上がるような制度を確立し、安心して子どもが産める社会になってほしいものです。(あわっこ。) 


職場独自の課題解決を!

2011-02-19 23:59:45 | 日記
近畿地本、北陸地本それぞれの地区委員会に本部役員として出席し、20時過ぎに戻ってきました。また地区委員会への出席にあわせて、神戸支部、大阪支部でオルグを行い、公務員人件費の2割削減問題をはじめ、今春闘期の重要課題についての情勢報告と全財務としての取り組み方針についてご報告させていただきました。
ご参加いただいた多くの皆さん、本当にありがとうございました。

今回の出張で、神戸支部、大阪支部、北陸地本の「2011年春季要求書」を拝見しましたが、本部が作成した要求項目以外の独自項目が盛り込まれていなかったことに正直違和感を感じざるを得ませんでした。(Ozakiさんがブログにも書いていましたが、今回は要求書にプラスαを盛り込むことをお願いしていました…。ところで、Ozakiさんの支部はプラスα盛り込んでくれたのかな?)

盛り込まれていないからといって、決して独自要求項目がなかったというわけではなく、有志の皆さんに催していただいた懇親会でお話を伺っていると、当局に改善を求めるべき点が多々あったように感じたところです。(要求書に書けないようなきわどい内容もありましたが…)

近い将来に、労使が直接交渉を行って賃金・労働条件を決定する仕組みが導入されることを想定すれば、現時点から、職場の現状・問題点を把握・分析し、要求としてとりまとめ、当局との交渉によって解決を図るといった基本的な手続きを是非とも行っていただきたいと思いますし、そのことを通じて、労使双方が成長するものと確信しています。

なお、これから春季の交渉がスタートするかと思いますが、職場独自の問題点を解決するために、国公総連アンケートや今後行う予定の人事評価制度アンケートの集計結果を是非ご活用いただきたいと思いますし、定期人事異動期に向けて、組合員の皆さんから個別調書を徴収していることと思いますので、生活破壊・家庭破壊につながる発令が行われないように取り組みの強化をお願いしたいと思います。

さて、来週は出身地本でもある南九州地本にお邪魔します。M委員長・S支部長コンビのことですので、要求書の大半が独自要求で埋め尽くされていないかとかえって心配しているところです。(Nagano)

ドミノ倒しは他人事ではないかも。

2011-02-17 23:16:00 | 日記

最近の報道を見ていると、本当に中東情勢には驚かされます。チュニジアとエジプトの指導者は退陣を余儀なくされ、民衆の反政府行動の波はイエメン、バーレーン、リビア、そしてイランにまで及んでいるとのこと。長年の間、鬱積した不満が一気に噴出したといった様相を呈しています。この「革命」の成果が「吉」と出るのか、「凶」と出るのかは予断を許しません。イスラム原理主義勢力が台頭し、却って国民から自由を奪うかもしれませんし、イスラム教徒内部でもシーア派とスンニ派の対立が激化するかもしれないからです。今回の「革命」においては、民衆を先導するカリスマ的な指導者が見当たらないことが特徴のようで、そのような背景からも、混迷が深まる可能性を秘めていると言えます。

さて、わが国では、一人の指導者が「革命」を成就させました。名古屋の河村たかし市長です。愛知県知事、名古屋市長、名古屋市議会解散住民投票のトリプル選挙に完全勝利を収め、より一層、注目を集めるようになりました。

しかしながら、個人的には、同市長の主張に「大衆迎合」の香りを感じてしまいます。「市民税の10%減税、市議会議員の報酬半減」というスローガンは単純明快であり、聞こえもよいですから、市民にも支持されたのだと思いますが、少し冷静になって考えてみると、議員の報酬を半分にしたところで市民税の減収分を補うことは不可能だろうと思われます。歳入の不足分を補うためには地方債の発行を行わざるを得ないのですが、それだけで市政を運営していけるのかどうか。いずれは、市職員の給与を数パーセント削減するということが行われるのではないでしょうか。職員の給与カットが地域経済に与える影響については、何ら考慮されないままに。

今回のトリプル選挙の結果を受けて、大村秀章愛知県知事と河村市長は喜びを分かち合っておられましたが、このお二人は、ほんの数年前まで、それぞれ自民党、民主党を代表する論客としてテレビにも頻繁に出演されており、自党の見解を舌鋒鋭く披瀝されておられました。そんなお二人が抱き合って喜ぶさまを見ながら、今後の政治の流れを想像して、少し背筋が寒くなりました。

ただ選挙に勝つために、大衆受けする短絡的な主張を掲げた御旗の下に現与野党の議員がなだれをうって集まってくる。彼らは過去の主義主張を顧みない。そして、大衆を「扇動」する能力に長けた者がリーダーとなる。そういう事態を想像してしまったのです。大衆受けする施策といえば、減税、社会保障の充実、そして、財源を確保するための“公務員たたき”というのが昨今の通り相場ではないでしょうか。

今、特定のリーダーと彼の親衛隊のような地域政党を中心に地方政治を変えてゆこうという動きは愛知の他には大阪にみられるだけなのかもしれませんが、国民が停滞感の打破を渇望すれば、中東のように、短期間で大きなうねりとなって永田町に及んでくる可能性があります。現在の民主党、自民党ほどの規模ではないにもせよ、大衆迎合的な政策を主張する第三極がキャスティング・ボートを握る。そのような状況が、はたして国益にかなうのでしょうか?今、何ら施策を進めずに与野党ともに自滅の道を歩むのか、あるいは、党利党略を捨てて与野党が政策協議を行い、閉塞状況を徐々に打破していくのか、重大な岐路に立っているように思います。

しかし、そんな私の気持ちなど斟酌するには及ばないと考えたのか(?)、今日、与党議員16名が会派離脱届を党に提出してしまいました。本当に、どうなることやら・・・。

【ふく福】


男前すぎる先輩たち

2011-02-16 22:31:58 | 日記

ブログ担当日をすっかり忘れてしまい、更新が遅れました。
スイマセン。。。

そのかわり、ひとつホットな話題を・・

全財務は、組織拡大の取り組みの一環として、金融庁職組の活動再開支援を行っております。
近日、金融庁の職場にビラをまくことを目指して、現在協力者を募っているところです。

どれだけの方の協力を得られるか多少心配な面もありましたが、なんとなんと、以前青年委員会でご活躍された先輩で、現出向中のNさん、Kさん、Hさんから、さっそく前向きなお返事をいただきました!^^
組合活動にたいへんご理解があり、頼もしい限りです!

男前すぎる御三方に感謝しつつ、青年活動で育んだ貴重な横のつながりをあらためて実感したところです。

今後とも、再開支援を盛り上げていきます!


(ダーツ師)


プラスαを

2011-02-15 23:30:15 | 日記

帝国データバンクの調査によると、昨年2010年の「居酒屋」の倒産件数は過去最高だったそうです。

よくお世話になっている居酒屋に関するニュースなだけに、ついつい目を留めてしまいました。

調査によると倒産の主な原因は、飲酒運転に対する罰則強化や消費者の低価格志向ということですが、確かに巷では○○円居酒屋なるものが流行っているようで、最近ニュースなどでもよく特集が組まれているのを見かけます。

ただ、こういった店が今流行っているのはただ安いからというだけではなく、安い割にはボリュームがある、店員の教育が行き届いている、内装が凝っている、また、家族向けのメニューやサービスが充実しているなど、プラスαの消費者ニーズにしっかりと応えているということがその背景にあるのではないでしょうか。

 

私たち全財務では、今月17日の公務員連絡会による政府・人事院への春季要求書提出に合わせ、翌18日に全国一斉職場集会を開催し2011春闘を開始します。

今後所属長に提出する春季要求書について支部独自の要求を盛り込み交渉を行うこととなっており、支部の執行委員会でも要求に関する意見を募ったりと、色々と頭を悩ませているところです。居酒屋の話ではないですが、組合にとっての消費者である組合員の方々のニーズに応えた、従来プラスαの内容になるようしっかりと準備を進めていきたいと思います。

Ozaki