中野みどりの紬きもの塾

染織家中野みどりの「紬きもの塾」。その記録を中心に紬織り、着物、工芸、自然を綴ります。

中野みどり紬織45周年記念展終了しました

2021年11月11日 | 個展・展示会
45周年の個展は初冬の晴天に恵まれ無事終了しました。
最終日の午後だけ一瞬時雨ましたが、丁度良いお湿りになりました。

多くの方と作品について話したり、実際に新たに着物や帯を引き受けてくださる方も多く、大変充実した会になりました。ありがとうございました。

私の着物や帯で来場して下さる方も多かったのですが、写真を撮ったり、インスタに上げたりする時間の余裕もほとんどなく過ぎていきました。お客様の着姿はまた後日少しですがご紹介できると思います。

トップの画像は7日ギャラリートークの日の私の取り合わせです。
ピンクベージュ桜染めのすくい織り着物に吉野格子の帯です。小川さんの緑の魚々子の帯留めもしました。



ギャラリートークも定員を越える方に参加して頂きました。
聞き手の「美しいキモノ」副編集長の吉川さんの軽妙な問いに私も話しやすく、ギャラリートークというより普段通りの会話のようになりました。。
上の写真は一瞬マスクを外して。私はノーメイクの乱れ髪、、で失礼します。
左が吉川さんです。ヘアメイクもこの日のために朝から予約してくださって恐縮です。。
吉川さんの紬は洒落紋入りで私の作ですがまた改めてご紹介します。


江戸切子の小川郁子さんも控えめな方ですが、言うべきことはおっしゃる方で作り手として尊敬できる方です。
写真は制作に関して意気投合しているところを動画から切り取りました。
着物を着るようになって、そのことは作品作りにも良い影響があったと以前お話を伺いましたが、着こなしも自然体で素敵です。気持ちよく仕事をさせて頂きました。現代彫刻のような帯留めも多くの方にお使いいただくことになりました。

トークの録画を見返しましたら、マスクをして話しましたので、前半は聴き取り辛い箇所があり、申し訳ありませんでした。

さて、まだ個展の残務や仕立ての手配、取り合わせのご相談など来房の方々もあり、12月上旬まで作品はしまわずにおきます。個展でも展示してないものもありますので、もしご覧になりたい方、取り合わせる着物や帯のご相談などHPお問合せからご予約の上お越しください。どういうものをお探しか具体的にお問合せ頂けますと準備できますので幸いです。

ギリギリまでの制作、準備、そして個展に突入。短期間でしたが体力の衰えを身に沁みて感じました。少々くたびれました。。(>_<)

多くの方のお力添えで走り続けた45年でしたが、12月の最後の回の紬塾の後は、少し身体をほぐし、充電期間としたく思います。


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