国宝
近所の神社
田舎暮らしの動画を見たら、関西からわが故郷に住み始めた人の動画があった。
娯楽が無い、ショッピング・モールが無い、仙台や東京にも簡単に行けない、観光する場所が無いなどと不満たらたら。
その人は、神戸あたりの出身のようで、電車で簡単に梅田や京都に遊びに行けたようなのだ。大学は同志社だから、すぐに鴨川やら京都御所、有名な寺社仏閣にすぐに行けたのだろう。地下鉄もあるし、バスもたくさん走ってるし。
僕は故郷に生まれて高校を卒業するまで住んだ。
電車はあるけど車社会だ。僕は高校には電車で通っていたが、それ以外は自転車しか無いから、それで動くしかないと思っていた。
電車も時間帯によっては、一時間以上待つ事もある。山手線みたいには来ないのだ。使う人が少ないから仕方ないのだ。
人口は30万人以上なのだが、市は面積が非常に広くてあちこちに分散しているのだ。大きな街は一つ。駅前はどこもシャッター通り。駐車場がある郊外の街道沿いに店が林立している。飲食店もそうだ。
この動画の人は車の免許持ってないようだ。自転車も無いような感じ。そうだとしたら田舎では動けないよ。無謀だよ。
田舎の人達はずっとそういう場所で暮らしてるから、それが普通と思っているんだよ。車があればそこそこ買い物出来る場所もある、海も山もある、国宝の阿弥陀堂もある、温泉も出てる、新幹線は無いけど高速道路はある。
そりゃあ電車で東京に30分じゃ行けないよ。ららぽーとみたいな所も無いよ。
地獄とか言って物凄く不便な場所と思うんだろうが、暮らし方はあるんだよ。30万人以上が住んでるんだよ。
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