Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

3年B組金八先生 人を思う事

2018-07-02 22:10:27 | 映画,DVD,ビデオ



『3年B組金八先生』をじっくり見ている。今は7シリーズ目だ。丸山しゅうが覚醒剤に手を出すシリーズだ。当時の視聴率は15%前後くらいのようだ。放映当時世の中でどう評価されていたのか知らないが、今僕はとても魅了されている。

人が人を愛する事。人が人を思う事。人の事を思ってその人のために無私で行動する事。これ以上に世の中で大事な事は無いと思う。そういうシーンには泣かされる。

第8話の終盤のシーン。父親の会社で覚醒剤の密輸の疑いをかけられて学校を休んでいた小塚崇史が独白するシーンだ。
前日暴力団員に半殺しにされて欠席している丸山しゅうの事が話題になっている。倉田直明が丸山しゅうの事を非難すると、小塚崇史が机を叩いて急に立ち上がる。崇史は怖くて学校に行けないでいる間、しゅうが毎日自分を励ましてくれていた事、昨日は自分の事を心配して一日中そばにいてくれた事を打ち明ける。だから自分は今日学校に出て来れたのだと。それを聞いていたクラスメイト達も友達思いのしゅうの優しい行動を知って感動する場面だ。金八先生は言う。「そうか、そうだったのか。しゅうは良い奴だねえ。辛い事が一杯あるだろうに。崇史の事心配してずっと崇史のそばにいたんだ?」

しゅう自体があまり話す子じゃないし、こんな事は自分から自慢げに言う事じゃないから、崇史が言わなきゃしゅうの行動は誰も知る由もない。

学校に来なくなった友達の事を心配して携帯電話にe-mailを送って励ましたり、実際に会いに行って一日一緒に過ごしたり。人の事を思い何か出来る事をするって、いいなあって思う。

もちろん、あらゆる回に愛情豊かな金八先生の姿はあるし、親子の愛情、友情も表現されている。


武田鉄矢さんは歌手としてデビューし、俳優としても大成功をおさめた。武田鉄矢さんは金八先生があまりにも当たり役だったので僕は金八先生の印象が非常に強い。彼はたぶん実際には大金持ちなのだろうが、下町の川沿いのそんなに大きくもない中古一戸建て住宅にでも住んでいて欲しいと思う。世田谷あたりの豪邸に住んでいるのだろうか?



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