睡眠時無呼吸症候群の検査を行い、その結果を聞きに行った。
僕は一時間に57回呼吸が止まっていたそうだ。
30回で重症という判断らしい。僕の場合は超重症?
治療しないと重症者の10年後生存率は6割らしいので、実は恐ろしい病気?だったのだ。治療を始めておいて良かったのだ。
通常の流れだと入院、検査の後に治療方針決定らしいが、僕の場合はすぐにCPAP(シーパップというようだ)という機械を使う事になった。
医者は、これで寿命が15年伸びる、と言った。
鼻にマスクを付けたまま寝て、寝ている間鼻に空気がずっと送られる。空気を送り続けて呼吸が止まらないようにするのだ。眠りに落ちるまで、送られてくる空気の風圧が強くて鬱陶しい。息を吐くのが難しい。
生命維持装置を付けているような感じだ。
吹付けられる空気でなかなか寝付けなかったが、疲れてるからいつの間にか眠りに落ちていた。
朝、確かに今までとは違った。4時間強しか寝てないのだが、スッキリしたような感覚があった。今までは、横になって時間は経過してるはずなのに、空虚な時間だったのだ。疲れたまま起きるという感じだったのだ。80%くらいは疲れが残っていた。
これは、何年かぶりの充実した睡眠だった。その日からは、日中眠くて眠くて仕方ないという事が無くなったのだ。椅子に座っているといつの間にか眠ってしまうという事も無くなった。
8時間とかの睡眠を取ったわけではないけど、深い数時間の睡眠だったのだろう。
いろいろやりたい事があっても、体の不調を理由に諦めていたりした。
部屋も汚いままだし、体力でカバーしようと思っていた仕事も手をつけなかったりしたが、どうにか出来そうな気持ちになってきた。前向きな気持ちに。
ただし、この装置を使わないでしっかりした睡眠を取りたい。痩せまくるしかないのだ。今の体重だと、旅行に行くときも持っていかないといけない。僕の場合は20kgくらい痩せないとダメだと思う。現実的かな?