Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

会社での政治の話

2011-05-25 20:27:00 | 仕事
上司として日々の業務についての指示だけでなく、将来的なアドバイスとして、本を読め、新聞を読めと部下に言う事がある。

誰かに言われなくてもそういう事は自発的にすべきだと思うが、我が職場では自発的に行なっている者はほとんどいないようだ。社会人なのに、ほぼ95%の社員が新聞を読まないのだ(スポーツ紙を除く)。必要性を感じないから新聞をとってないのだという。驚くべき事だと思う私が時代から乖離しているのだろうか?テレビでニュースは見ているとの事だ。

同じ職場で毎日の様に顔を合わせいれば、部下に情も湧き、老婆心が芽生える。更に上の段階の職位に就いて活躍して欲しい。そのためにも、プライベートに属する事かもしれないが、自分に価値を付加していく努力を勧めたいのだ。

ある時、新聞の話になった。私は政治欄を特に良く読むのだが、そう言うと部下からそれは何故かと尋ねられた。

私の答えは、日本の未来がどうなっていくのか、政治家達のやっている事をチェックしたい。そのためには、自分もわかってないといけない。選挙の時に投票して、その後は何もせず、何も言わず、全てを議員に委ねてという事ではないのだ。政治は、自分では無い、どこかの知らない人達がやる事で、それらに任せておけば良いというわけではないのだ。場合によっては、首相官邸に意見をemailで送る事もある。という様な事を述べると、部下は非常に驚いていた。気味悪く思って、私とは距離を置こうと考えたかもしれない。emailの件は言わない方が良かったかもしれない。

我々国民一人ひとりが日本国の主権者であり、日本国の最終責任者である。という事をある人が言っていて、最初は意味がわからなかった。拉致問題も北方領土問題も他人事と思っていた。硫黄島や神風特攻隊で亡くなった人々についても、他人事と思っていた。しかし、今は他人事とは思わない。その人の言っていた事が少し理解出来てきた。

我が職場のみんなも日本の主権者として、日本の将来に関心を持ったほうが良いと思うが、新聞を読んでからだから、それが実現するとすればしばらく先になるだろう。会社にいる目的は得をしたいという事であろうから、私のおすすめは大きなお世話かもしれない。

せめて書物や新聞に関心を持って欲しいとは思う。
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