年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

オリオン座流星群

2015-10-21 00:00:00 | Weblog
 夜の9時過ぎに家路につく。カーラジオから今夜から明日の夜明け前に流れ星が見える・・の話が聞こえてきた。オ~そうか・・と自宅近くの対向車がやって来ない道路の片隅に車を停めてオリオン座を見る。この時間はまだオリオン座も中天まで上がってない。東の空をほんの数分見るも星の流れを見つけることは出来なかった。

 それより金星と木星が接近していることの方に気を取られた。美を象徴するビーナスの名がつく金星は地球とよく似た大きさから地球になれなかった金星などと揶揄される。一方の木星はジュピター。ジュピターの神話が艶めかしい。多くの愛人を持つその話は俗っぽい。これから綺麗に見える秋の夜空から冬の夜空はどのような小説を読むよりワクワクしてくる。
 このような大宇宙のことを考えるのことが全くないのが共通しているメンタル不調者。今日「こころ塾」で1時間も大幅に遅刻する私を待っていてくれた相談者は、発達障害系ADHDと医師から診断を受けている人。ついつい先日リストカットをしたあと私に電話があったので気にかかる。さっそく来てもらうことに。

 近頃の私を話してもらう。それを芸能人DAIGOの略語風にして近頃の私にあった出来事や気持ちを表現してもらった。なにぶん「こころ塾」に相談に来られる人は自分を表現する、あるいは喋ることが苦手な人が多いのが共通している。
 2番目に話してもらったNNってな~に?と聞くと、なんもないですと答えてくれたが、それを聞く私は何もないのにRCがあるかよ・・・ってことで。話がどんどん進むことになった。
 すっきりした顔つきになったようで玄関を出て行った相談者と入れ替わって、セミナー講師の仕事を終えた塾長が帰ってきた。引き続き塾長と打ち合わせをしながらの相談となった。
 ア~ア私も疲れたワイ。家に帰っても電気がついていないことに気がついた。だったらご飯食べて帰ろうっと。帰り支度をするスタッフの二人に声をかける。ちょっと相談があるから外に出よう・・・などと。すると二人のスタッフが・・奢ってくれるんならついて行きま~す・・・だと。行先は新装になったカンデオホテルズの1階にあるセラフィーナ ニューヨーク 大街道店。
 ニューヨーク発イタリアンで粉もんを。スパとピザと何とかの注文。食べる前に私から話すことに、仕事をよくする人、能力が高いと感じる人はよく食ってる人が多いナァ…などの前置きをしてるから、当然二人は次々と直径40センチほどの白いお皿に乗ってくる食べ物をよく食べよく飲んでおった。このような目に入る光景は至極健康的である。「こころ塾」にやって来る相談者が、よく食べ・よく飲み・よく寝るって話からほど遠いことを考えると当たり前か。若い人から多くの学びをもらって帰途につくことになる。

急に出発

2015-10-20 00:00:00 | Weblog
 近頃周りの方々と雑談をしていると感じることに、人によってはうわさ話大好きなグループがあり、つまり他人を批判をするお話で盛り上がるようで、その輪の中に入ることがしんどくなってきた。自分もエエ加減な性格なのか、面白半分に囃し立てながら耳をそばだてて聞いてはみるが、いつもの批判がましい話をまとめると、結局のところ自分は正しく相手はおかしい・・の口調になりがちである。そのような噂話を含めての批判話の大元は、そのような話をする本人自信寂しいのでかまって欲しい・・のサインかもしれないなどと思うに至る。そうして批判がましい人からだんだん人が遠ざかるようになり、ますますかまってくれなくなる構図になるんだろうと思う。じゃ、正しい年輩者になる道を歩むにはどうすりゃエエのか?、と。

 秋の公園、伸びた雑草を刈り取りドライヤーのような大きな送風機で枯草枯葉を吹き飛ばしながら一カ所にまとめていた。

 公園内の木々も紅くなり冬に向けて準備をしている。
 公園でいつもの奥さんの散歩の付添いをしていると奈良の義母から連絡が入った。軽い脳梗塞の診断を受け午後から下市口の病院に入院をする、と。

あわてて今夜のフェリーで行くことにした。

 港まで見送る。私の周りは全員病院との縁が切れない。年を重ねるってことは病院通いの機会が自分以外にもたくさん増えて来るってことか。でも避けて通ることができない。みんながみんな互いに労わりあいながらやって往かなきゃしょうがない。

切れない病院

2015-10-19 00:00:00 | Weblog
 病院内の庭園に虚子の句があった。今日の予約は県中病院形成外科が14時。それと訪問リハビリPTさんが16時来宅。
 顔面に傷跡が残り、色素が入り込んで青くなっている個所がある。そこをレーザーで取ること2回、で今回3回目を行うかどうかの相談をDrとすることに。
 結果、色素が抜けて肌色が白くなってしまう可能性があるとか、そうなれば元の肌色に戻ることはないとか、そのような説明を受けた。

 毎日何をしているのか?と4男にメール。返信に「勉強部活バイト」の7文字だけ。
 先日の中学校同級会の余韻が残っているのか、数人からLINEの訪問者あり電話あり。皆さん落ちていく日々を愛おしんでるような会話対話?
 ジツハ先日の同級会の席で同級生10数人に、くだらない質問をさせてもらった。「どう?幸せ?幸福な人生送ってる?」という直球ボウ玉の質問。すると返事は「まぁまぁ幸せかなぁ」「ぼちぼちかなぁ」「ウン幸せよ」というものが多かったのはご婦人。男性陣は「アカンアカン最低や」「そうやね、幸せだと思うようにしてる」「まぁ普通かなぁ」と答えてくれた。照れもあるのか、男子から、「俺は幸せ」などと云うことはないだろうことは想像できる。まして、答えてくれたご婦人の現況は、ご主人が病床に臥せっている人、ご主人を先に見送っている人、24時間介護に追われている人、その人は老人をご主人に預けてきたからなどと云い、ゆっくりしておいで・・と見送ってもらったが気もそぞろに早めに帰宅した人でもある。難儀さを日常生活の中に取り込んでいる途上での答えである。このような上からの質問は私が生徒会の役目をしていたことやクラス委員の昔取った杵柄の影響だろうか、みなさん真面目に酒を飲んで話してくれた。

 四国学院大の教授であるケニア出身のムアンギ先生が平和学を教えていられる。ムアンギ先生の言う、平和とは、そこの住人が感じ取るものであり、よその地域の人、国々の人々が均一的に述べられるものではない…の論で行くと、幸せは各一人一人がその置かれた環境の下で感じるものであって、とやかく他人が感じられるものではないんだろう。日々経済的にも健康的にも困難さを抱えているだろうと思われることであっても、私は幸せよ~と言い放つのは、投げやりなことではなく、なにかしら宗教的な厳かさとともに、自分たちが少年少女の時代に瞬間舞い戻り、そしてもう一度頑張ろう・・の自分に向けた再スタートの号砲であったかもしれない。そして虚子の句にある、陽があたり暖かそうな遠山を見据えて意を決しているのかもしれない。

Aちゃんが立つ

2015-10-18 20:48:09 | Weblog
今日も良い天気の報せあり。

 午後、従兄弟のケンちゃんがやって来た。顔を見るのが何ヶ月振りだろうかと指を折ってみる。ずいぶんと会ってない。でも、今日は聞いてもらいたい悩み事があるような様子である。

 で、ケンちゃんの心もようを聞くことになる。一人息子のこと・・、実は今回・・福岡から佐世保に転勤することが決まり、部屋などの片づけに夫婦で行ったそうな。そして息子さんから、今度結婚するから・・などと予期しない話が突然降ってきたんだとか。その話を聞いて一日二日は、お~そうかそうかで気持ちの高揚感などなかったが、近頃急に独り立ちする息子さんのことを考えると、気が塞ぐんだとか。親元から離れ、大学に入るために家を出たのが10年以上も前になる。その間一緒に暮らすことはなかった。しかし結婚をしていく息子さんのことを考えると突然寂寥感が襲ってきたのだそうだ。こんな経験は初めてだとか。


 自分たち夫婦の手元から離れていくこと、物理的に住む場所は長い間親子ともども遠く離れているが、結婚してゆく息子の旅路を黙って見送ることが耐えられないのかもしれない。いつの日にかは例えばお正月などは必ず親元に帰ってくるだろうなどの親と子の関係が少し違ってくる。もしかして自立する息子を考える時に息子の気持ちより自分の落胆する気持ちを優先させているのかもしれない。しかし、これはきっと心身ともに子供を手放すいい機会だろうとは思う。でも、まだ相手の娘さんには会ってないというではないか。お相手のお嬢さんに会えば全く違った感情が湧いてくるんだろうと思う。もう一人女の子が身内に増えて来るから嬉しい感情が湧いてくるはず・・などとケンちゃんより先に経験している私は思うけどなぁ・・。
 ケンちゃん夫婦には息子さんの下にもう一人娘さんがいる。大阪で例えば芸能人の嵐などのコンサートに関わる仕事をしている娘さんが、もしかして結婚相手を連れて帰ったら、僕は号泣する・・と宣言しておった。

 ケンちゃんは、息子が結婚すれば孫が生まれるチャンスが来ることを想像できていないのかもしれない。

 いつも日曜日の夕方は3男の家族とともに我が家で晩ごはんを食べることが多い。今夜は栗ご飯を奥さんは作っているようだ。Aちゃんはまだそれを食べることができないものの、ジイやバァバの遊び相手になってくれる。

 昨年の12月31日に生まれたから生後291日。もうすぐ1歳になる。今夜は誕生日をどうしようかとみんなで相談する・・がまだ早すぎると叱られた。前の大晦日は長男家族がやって来た。今年は誰か息子たちの家族は帰ってくるんだろうか。私と子供と孫の内4人が12月に誕生日を迎える。

あ・い・た・い・話したい

2015-10-17 00:00:00 | Weblog

 中学校の同級会あり。各地から思いを馳せて故郷に集合することとなる。

 神戸から里帰りの挨拶をするハルやんは、中学生当時人里離れた牛ノ峰中腹にある集落4~5軒の、通称奥と呼ばれた場所に住んでいた。そのハルやんが挨拶するのに、酒はどこででも飲めるが今日のような同級生ばかりがいる中で飲める機会はめったにない。でも今日は、酒を飲むことより、みんなと話し合うことを大切にする時間を過ごしたい…とみんなに話しかける。そのハルやんも神戸で事業を起こし従業員を多数抱える立場にいると、経営者としての風格が十二分に伝わってくる。また同じ経営者の立場にいる横浜のオーシタ君も皆の前に進んで立った。そして感極まる声で話す。横浜で石川島播磨の仕事を請けて従業員100人を超える事業家になった彼は、みんなの顔を見るだけで涙が出てくる・・と云う。故郷離れること50年が超えるまで孤独感の中で必死にあがいて生きてきたオーシタ君の生き様が身体全体から伝わってくる。
 今日の出席者は50人予定のところ46人になった。聞けば、風邪を引いたとか、身内が亡くなったとか、介護の手が必要になったからとか、孫の運動会に行かなければならなくなったとか、そのような理由で欠席となった。それらの欠席理由もすべて年齢を重ねた結果の出来事であろうか・・と思う。

 会場の「しおかぜの館」の2階から目の前を静かにハングライダーが数機ふわりふわりと海岸の浜に設えている着陸地点を目指してゆらゆら飛んでいる。

 沖を見やれば、日本テレビで放送する「DASH島」である由利島の島影が夕陽の中で目に入る。
 どうして団塊の世代である自分たちの田舎の同級生は仲がいいんだろうか・・?話しても話しても笑いが絶えない話が延々と続く。いつの間にか夕日が沈む。そう、ここは夕陽が立ち止まる町の冠キャッチコピーがある。

 立ち止まることはなかったけれど、一日の終了を告げる落日は雄大で壮観な壮絶さを描いているようにも見える。

 夜になった。笑い声の続く塊りはまだ崩れないが灯りのほとんど少ないこの町は、暗闇でありきっと宇宙衛星から見ると真っ暗闇で大都会に見える灯りの塊はないだろう。四方八方暗い。でも暗い中に在り、みんなと話し合う顔は身も心も壮大な灯りに映る。

難しいこと・伝えること

2015-10-16 00:00:00 | Weblog
松刑釈前寮講話(案)   2015.10.16


①初めの話
  ・皿ケ嶺登山 不眠時に世話になった山小屋が改築されていたが竜神平の景色は変わらない⇒人工物は朽ちるが自
   然は変わらないか壊れるか
  ・北海道・知床のこと  網走の海岸地区にモヨロ人の遺跡
   オホーツク海にそそぐ網走川の河口に位置する遺跡。モ∃□貝塚。今から約1300年前、北の大陸からやってきた
   人びとは、この網走の地にムラをかまえた。たくみな航海術と海獣狩猟・漁場の技術をもった彼らの暮らしはオ
   ホーツクの豊かな海の恵みに支えられ、それまで北海道では見られなかった「オホーツク文化」とよばれる独自
   の文化を発展させた。
②仕事の中身
   ・職人の仕事について
    モヨロ人の狩猟生活ではモリを使いアザラシやトドを捕って生活をしていた。そのために腕に支障が出ている
    人骨が多い⇒古代から生きるために生活をすることは何らかの体に影響がある。
③職人の生活の展開
   ・職人の仕事はどのようなものがあるか?大工。左官、漆、溶接工、塗装工、建具調理、とび、
   ・東大寺再建 和釘を打った白鷹さん(松山・堀江)の和釘は1000年の釘の話
    ・・・木の節をめがけて金槌で打つと節の周りを回ってまたまっすぐに入っている⇒白鷹さんは質素な暮らし
    をしていた。
   「千年後の人がこの和釘を見て二千年頃の人でもこんなくぎを打っていた人がいたのか」と思ってもらえばそれ
    で十分。
④仕事は何のためにするのだろう
   ・生活を守るため、お金を稼ぐため⇒そのように考える自分はなぜそう考えるんだろう?

⑤今の労働市場についての説明 (資料による)
   ・有効求人倍率
   ・完全失業率
   ・最低賃金情報
   ・伸びている職種
⑥仕事の探し方
   ・知人や縁故による  ・雑誌による  ・HWを利用する
⑦ハローワークの利用の仕方
   ・求職申込  ・求人票検索  ・担当職員と相談  ・紹介状
   ・出所者には別のルートがある→協力雇用事業主制度
⑧締めの話
   ・新渡戸稲造の「武士道」について
   ・稲盛和盛さんの話


 とまぁ、今日の講話を考えてみたのが早朝。でもいつものことながら何をお話したかったのか不明瞭。職人と仕事と生き切ることに焦点を中てて伝えたかったのが本意ではあるが。話が終わり席を立ってから出入り口の施錠するまでの間16人の人たちから、お礼の言葉をそれぞれの人から頂いたが、やっぱり恥ずかしい気持ちになる。伝え切れたのかに疑問がわいたのが理由。
実りの秋へ 柿も

柘榴も

レモンも

柚子も

橙も
 

 夕方からお歌の会をやろうではないかと連絡があったのが月初め。元ハローワークにいた相談員さん7人に現職1人のどうしようもないヘタッピの歌うたいが時々集まっている。そのうち一人だけは大変うまいので誰もが認めているが2番目に上手いのは自分だろうと、それぞれ自分勝手に思っているのが面白い。私はゴホンゴホンと咳を出しながらもついついマイクを握ってしまう。

 他県の刑務所を出て半年が過ぎ、保護カードの有効期限も切れている暴力団脱退のAさんの就労についてHWのSさんにお世話になる。感謝。

今朝の朝焼け

2015-10-15 20:06:24 | Weblog

 朝の時間年齢を重ねるごとに布団に長い間横になるのもしんどくなる。昨夜も10時前には寝入ってしまったようで…気がつくと3時半のトイレタイム。枕元のラジオもスイッチが入ったままであった。今夜の懐かしメロディは加藤晴彦作詩の音楽が流れておった。で、ぼんやりする頭で指折り数を数えてみた。え~っと5時間以上寝てるやないか、まぁこれで今日の睡眠時間は取れたかなぁ・・と。でも歌番組を聞いていると眼が冴えてしまった。4時のニュースも終わり、次のこころの時間になったところで、もう起きようか・・と。でも寒い・・初めて羽毛のジャンパーを羽織る。そしてコーヒーを淹れ、ただただぼんやり東の空が明けるのを眺めて待つ。 となりの部屋のベッドで寝ている奥さんに声をかけると、まだ早い~と怒られた。

 明日の60分講演の資料をまとめたい。せっかく早起きしたのだから時間を有効に使おう・・と健康的で生産的な前向き思考でPCの電源を入れる・・・がメールの整理をしていると、ガラス窓に真っ赤な雲が映った。またもやぼんやりしながら朝の光に染まる雲を眺める。素敵な自然が織りなす光景である。結局講演資料作成は捗らず。

 家の敷地内に植えているゴーヤを始末したい。そしてサニーレタスを植えるからその準備をして欲しいとの頼まれ作業、これが痛かった。両足で立つことができないほど。痛みとしびれが出てしまったようで、昼ご飯を食べた後ソファにごろんと横になっているといつの間にか毛布がかけられておった。やっぱり早起きが堪えたんだろうか。
 飛び起きてハローワーク担当者と刑余者就労支援の面接打ち合わせをすることに。そして保護観察所担当と電話での打ち合わせ。やっと夕刻に終了し、母親のところへ行き、再三再四の「寂しい寂しい」愚痴を聞く。それからかなり汚れている車をGSで洗車し、ようやく一日終了となる。・・・こんなもんで一日が終わってエエンやろか。

やっぱりなぁ

2015-10-14 21:24:46 | Weblog

 この1年間、ご遺族から献体を受け解剖実習の学習をした4男が、遺骨返還式に臨んだのだそうだ。解剖体追悼式に今日出席するにあたり、スーツを着て献花など代表で前に出たらしい。もちろん遺骨返還式参加者は、ご遺族の方々のみならず医学部学生など数百人出席する式であったとか。それで4男はスーツを着て出席するのに白ワイシャツがなくて借り物、これが大きすぎてダブダブ、しかもズボンのベルトを忘れてたらしい・・で、献花をする際ズボンがずり下がり、シャツが後ろからはみ出てベロンとだらしない格好だったとか。
それを後ろから見てる同じ医学部学生から、おまえさんの格好は医学生の恥じダ・・などと野次られたヨ、と云われて恥ずかしい思いをした・・などと愉快そうに報告してきたが…実に情けないではないか。まぁこんなもんかと・・・
これはオホーツク文化を作ったモヨロ人の住居跡

 いつもの水曜日は相談のダブルヘッダー日
 1件目は刑余者3人。内二人は、われわれが推し進めている、釈放前の面接採用にもっていくための事業所と本人とのマッチング作業を行う前の就労に対する本人面接。二人からそれぞれよろしくお願いします、との言質を取る。3人目は通常の支援作業面接。近頃病歴既往症にアルコール依存症と記された刑余者が多いように思う。酒を飲んだ上での犯行に記憶がないとか、それを数回繰り返しても覚えていないとか・・。面接時はおとなしく何も問題点が見当たらないようで・・・この人はどの自分から逃げているんだろうかと、何の自分に蓋をしてるんだろうかと・・気にかかる。
旧網走監獄所の方向を眺める

 そして2件目は午後の予約者がいる「こころ塾」へ行く。継続的に相談が続いている人である。でもなぜか今日の対象者はとんがった今までの顔つきではなく丸びを帯びた表情をしていられたのが特徴であった。自分の周りの人を徹底攻撃する「私」をできる限り多くの視点から自分で見つけてもらう作業に時間を費やすことになった。

竜神平2015

2015-10-13 20:19:34 | Weblog
 学生時代不眠症になった時、この山小屋に4~5日泊まるとなぜか治った経験がある。

 愛大小屋は改築されていた。昔は
 こちらサイドにも2段の床があり、そこで寝袋を拡げて眠っておったが・・

 このような片一方だけになっていた。扉もガタピシするようなものではなくきちんと閉るようになっておる。
 でもこの光景は私が高校1年生の時初めて父親や弟と従兄弟のヒデ兄と登山して見た景色と全くおんなじ。



ススキの穂が揺れマユミの実が弾け紅葉する。


 昨日の体育の日は、きっと人が多く登っているだろうと今日上がることにした。昨日に比べると今日は咳が出ないし痰も出なくなった。これ幸いとばかりに妻を誘い、散歩がてら往復2時間30分の山道散歩。

 腰が痺れてくると引き返そうと二人で相談。

歩く

40分で歩くところを80分かけてゆっくりゆっくり








今日の野外レストランは、竜神平


 腰を曲げて山道を歩くと腰がそれほど疼くことがなかったのがうれしい。奥さんも私も2本の杖で歩く歩く。

体育の日

2015-10-12 20:41:49 | Weblog
 確か、50年ほど前の東京オリンピック開会式を記念して祝日になった体育の日。私も今日は何か身体を動かす日にしようか。。と考えた。でも外に出てみると寒い寒い。やっぱり止めておこうかと・・。痛くとも我慢して身体を積極的に動かしなさいという意見と痛い時には休ませる方がいいという相対する意見がある。で、本日は頭の中は前者であったが身体的には後者を選択することにしようと・・。
  
 で、咳が少し出る、痰が出ることを理由にしておとなしく部屋でDVDを見ることにする。TSUTAYAに行く。2020年のボクシングの試合はロボットのボクシング。結構これが面白かった。父親と子供という観点から見ても面白い。母親が亡くなり、子供の叔母であるお金持ちの母親の妹に養育されるストーリーの中でのロボットボクシングが父と子を考える上で大きな役割を果たすのも面白い。
 そして2本目に見たのは、

 「深夜食堂」これもなかなか面白かった。食堂の主人は客に対して無駄な言葉を話すことがない。黙ってじっと聞いて行くスタイル。食堂のメニューに至っては豚汁定食一本。客の要望に応じて卵焼きなどは作っているが、あれもこれも作るという食堂ではない。これもまたいい。シンプルで「深夜食堂」の中身は人間臭さでお腹が一杯になってくる。

 柿の木がある。苗を植えてから12年になる。これが毎年実をたくさんつけてくれる。しかし、すべて虫が入り黄色くなってて地面に落ちる。何か虫の食材になってるようでもある。この柿の木を近くのHさんに手伝ってもらい短めに剪定することにした午後の時間あり。