年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

ハイッ・今日も公園弁当日

2015-10-10 18:45:36 | Weblog
 少しは咳が出る回数が減ったのを機に母親と午前中いっぱいの昔話に花を咲かすことに。
 母親の妹や弟、つまり私の叔母や叔父たちも大変口が奢っていることがわかった。というのも母親の話によると、今も岡山駅近くの病院に入院中の叔父が、車いすを使って食堂に行き、食事をするにあたり、とにかく病院食はマズイと云ってるらしい。そして同じように叔母に至っては、もっと美味しいものが食べたい・・などとわめきチラシ、傍らに付き添っている旦那さんや一人娘のH子もホトホト手を焼いているのだそうだ。高齢になってますます贅沢口がさらに要求度合がアップしている・・などと笑っているが94にもなる母親も妹や弟と全く同じセリフを私や妹に言うだけでなく、毎日やって来るヘルパーさんにも、オイシイモノヲツクレ~と云ってるようだ。恥ずかしくもなく・・。このことは、母方の兄弟姉妹たちは祖父祖母から大事に育てられ、反面食生活など相当贅沢をさせてもらった記憶がよみがえり、だんだんと年を重ねるごとに昔々の食生活環境を欲しているようにも見える。80数年前には中華料理を家族で週に1回は行っておった、明太子は桶にいつもいっぱいあった、とか、魚は瀬戸内海で獲れるような小魚ではなく大きいものしか食べたことがなかったとか昔受けた豊かな食生活を懐かしそうにしゃべってくれる。

 その点美味しいものを幼少時以来たらふく食べさせてもらった記憶に事欠く自分は、そのような贅沢三昧のことではなく、本日も「森のいかめし」つきの弁当持参で隣町の公園に行き、妻の散歩のお手伝いとなる。

 背後から金木犀の香りが流れてきた。

 今年は1週間ほど遅い香りだ。この香りが流れてくるとやっと秋が来たことを実感する。