年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

Aちゃんが立つ

2015-10-18 20:48:09 | Weblog
今日も良い天気の報せあり。

 午後、従兄弟のケンちゃんがやって来た。顔を見るのが何ヶ月振りだろうかと指を折ってみる。ずいぶんと会ってない。でも、今日は聞いてもらいたい悩み事があるような様子である。

 で、ケンちゃんの心もようを聞くことになる。一人息子のこと・・、実は今回・・福岡から佐世保に転勤することが決まり、部屋などの片づけに夫婦で行ったそうな。そして息子さんから、今度結婚するから・・などと予期しない話が突然降ってきたんだとか。その話を聞いて一日二日は、お~そうかそうかで気持ちの高揚感などなかったが、近頃急に独り立ちする息子さんのことを考えると、気が塞ぐんだとか。親元から離れ、大学に入るために家を出たのが10年以上も前になる。その間一緒に暮らすことはなかった。しかし結婚をしていく息子さんのことを考えると突然寂寥感が襲ってきたのだそうだ。こんな経験は初めてだとか。


 自分たち夫婦の手元から離れていくこと、物理的に住む場所は長い間親子ともども遠く離れているが、結婚してゆく息子の旅路を黙って見送ることが耐えられないのかもしれない。いつの日にかは例えばお正月などは必ず親元に帰ってくるだろうなどの親と子の関係が少し違ってくる。もしかして自立する息子を考える時に息子の気持ちより自分の落胆する気持ちを優先させているのかもしれない。しかし、これはきっと心身ともに子供を手放すいい機会だろうとは思う。でも、まだ相手の娘さんには会ってないというではないか。お相手のお嬢さんに会えば全く違った感情が湧いてくるんだろうと思う。もう一人女の子が身内に増えて来るから嬉しい感情が湧いてくるはず・・などとケンちゃんより先に経験している私は思うけどなぁ・・。
 ケンちゃん夫婦には息子さんの下にもう一人娘さんがいる。大阪で例えば芸能人の嵐などのコンサートに関わる仕事をしている娘さんが、もしかして結婚相手を連れて帰ったら、僕は号泣する・・と宣言しておった。

 ケンちゃんは、息子が結婚すれば孫が生まれるチャンスが来ることを想像できていないのかもしれない。

 いつも日曜日の夕方は3男の家族とともに我が家で晩ごはんを食べることが多い。今夜は栗ご飯を奥さんは作っているようだ。Aちゃんはまだそれを食べることができないものの、ジイやバァバの遊び相手になってくれる。

 昨年の12月31日に生まれたから生後291日。もうすぐ1歳になる。今夜は誕生日をどうしようかとみんなで相談する・・がまだ早すぎると叱られた。前の大晦日は長男家族がやって来た。今年は誰か息子たちの家族は帰ってくるんだろうか。私と子供と孫の内4人が12月に誕生日を迎える。