相談室に入って来るなりメモ用紙を私に見せた。読むと走り書きにした「生きて死にたい」と書かれてあった。そのメモ紙をバッグに入れて持ってきたのは、それを書きなぐった子供さんの母親である。慌てた表情でどうすればよいか・・・と。
このような相談者に共通してるなぁ、と思うことの一つに子に依存する親の姿が浮かぶ。常に子は自分の思うような子でなければならないなどのビリーフを持つ。よってこの問題よりそのことで動揺する親の方に焦点を中てて聴くことになる。
…すると「私」が育てられた背景の方に質問を集めることへ移動。そして、その「私」と私の「子」の関わり合いへと・・・。もちろんこちらからアドバイスを送ることはない。事象が具体的に一つのことであっても受け取り方や感じ方、解釈は人それぞれ無数にある。あることに限定されるとチトしんどくなる。
水曜日は私の「こころ塾」出勤日につき、スタッフが強引に私の方へこみいった相談事がある人を回してくるから難儀なことだ。次は若い女性だから是非に・・と云って回ってきた人。大学を休学すること2年、通学していたのはたったの半年。
DAIGO語風に対象者から喋ってもらうことにハマっておる。
どうも近頃、聴く自分は椅子に座って聴くより立って白板に書き込みながらまとめる作業の方がやりやすくなった。ワケはたんに腰が痛くないから。でも10分も立ちっぱなしでいると今度は足が痺れ始める。困ったもんだ。
夜のフェリーで妻が再び入院中の義母の病院へ付添いのために出発する。出かける前にフェイスタオルにバスタオルをリュックに詰め込んでいる。どうした?と尋ねると船の銭湯が気持ちよかったから入るんだとか・・。
港まで送って帰ると10時も過ぎていた。なかなか寝付かれないようだ。布団でごろんと横になっているとメールが何通も入ってきた。Aさんからだ。う~んう~ん・・・でも柔らかな内容にいい夢を見ることが出来そう・・。