yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

札幌方面中央警察署南支署 誇りあれ

2015-10-15 22:07:12 | ミステリー
東直己さんの札幌方面中央警察署南支署シリーズの2作目になる「誇りあれ」を読み終えました。

吹雪のススキので、道北の小さな町の町長が銃撃された。暗殺か、怨恨か、はたまた地上の縺れか・・・
合同捜査本部に加わった南支署の刑事たちは地道な捜査を進めるが、やがて見えてきたのは身内で会う警察すら取り込まれた巨大な利権の構造だった。

前作の「誉れあれ」から日が経っていて、どんな話か、そして題名さえも忘れていてまたもや二度買いをしてしまって・・・3ページで『読んでるよ』って気が付いた次第です。

キゼツと呼ばれる梅津と上司である班長の早矢仕のコンビだけでなく、『エダ』と中央警察署の刑事に呼ばれて目の敵にされている南支署の刑事たちが、見返してやるぞとの思いを胸に事件解決にまい進する姿が頼もしい。

場面転換が多く、『*』のマークを付けて場面が変わり南支署の面々が順次変わって現れるため、しばし思考停止になり・・・「これはどこの、どの事件の現場か」と考えながら読み進みました。

なかなか面白かったです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 屑の刃 重犯罪取材班・早乙... | トップ | 風の市兵衛 秋しぐれ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ミステリー」カテゴリの最新記事