yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

きみ去りしのち

2014-04-05 21:10:02 | その他
重松清さんの「きみ去りしのち」を昨夜読み終えました。

幼い息子を喪った「私」は旅に出た。前妻のもとに残してきた娘とともに。
かつて「私」が愛した妻もまた、命の尽きる日を迎えようとしていたのだ。

読み進むのが苦しいようなお話で・・・子供に先立たれた親が多く登場してくるし、何処に救いを求めたらいいのか?はたまた救いはあるんだろうか?そんな疑問をいっぱい抱え込んで読み終わりました。
悲しむだけではいけないけど、乗り越えられない、あるいは乗り越えてはいけない悲しみとかがあるんでしょうか?むつかしい問題です。
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