yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

世界中の青空をあつめて

2020-06-07 19:45:07 | その他
中村航さんの「世界中の青空をあつめて」を2日前に読み終わりました。

1964年、東京。そこには確かに、5人の“約束”があった-。祖父母の手紙を通じて出会った2人は、かつて少年少女だった5人の、叶わなかった夢のその先を探す旅に出る。すべてを失くした後にある、再生の物語。

彼がなぜすべてを失ったのか・・・わからないまま読み進んでいくのですが、判らないままでも何故かほっこりさわやかな気分なのが不思議だなぁと。
劇的ではないけど(どちらかというと偶然にしては出来過ぎですが)いろんなことがうまく進み・・・「よかったねぇ」で幕となります。
ほっとする1冊でした。
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すぐ死ぬんだから

2020-06-07 19:27:51 | 全般
内館牧子さんの「すぐ死ぬんだから」を先月末に読み終わってます。

美しさや若さを保つ努力を怠らない78歳の忍ハナ。息子の嫁が自分に手をかけず貧乏くさい、ということだけが不満の幸せな老後を送っていたが、夫が倒れたことから思いがけない裏を知り…。

いや~~78歳でここまで頑張るって・・・すごいなぁ・・・と感心しながら読んでいましたが、旦那が死んでからのハナが思いもかけずひどい落ち込み様でしたがそこからの立ち直りがまた立派。
スポーツクラブのストレッチ仲間が「読む?」といって貸してくれた1冊でしたが、意外にも面白く読めました。
あまり好みの本ではなかったのですが、手元に読む本がない時で読んでみようかなと。食わず嫌いはだめですね。
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