遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

頸城三山&信越古道

2011-02-18 10:52:49 | 海岸線を歩く

 糸魚川駅東の高架橋から見る/朝日はこの山から

 糸魚川市役所から歩き始めて北陸線に架かる高架橋を渡る時に目についたのが南南東に位置する頸城駒ケ岳とその東にやや離れて奇怪な姿を見せる火打・焼山だった。これらの山をその時点で同定していたわけではないが、梶屋敷辺りを歩きながら地元の人に聞いて確かめ、また少なくとも駒ケ岳についてはmalさんにも確認したので間違いないと思われる。
 早川橋付近から見る火打・焼山は異様な姿をしている。特に写真・中の3つ並んだ真ん中のピークはニョキッと立ち上がった霜柱がやや東に傾いだような形をしていていかにも火山っぽい。
 自分は北信から新潟県県にかけての山を知らないのでどれが何だかさっぱり分からないが、糸魚川から見るこの山に強く惹かれ、火打・焼山に登るなら断然こちらからだと思った。
 早川の上流には早川温泉郷を経て焼山に至る登山道がある。焼山の西を通って富士見峠を越え、笹ヶ峰の杉野沢・乙見湖に至るその道こそ信越古道と呼ばれる街道であり、糸魚川と松本を結ぶ道(大糸線・R147・148)と上越と長野を結ぶ道(信越線・R 18)が『官』の道であるのに対して『民』が切り開いたもう1つの『善光寺街道』と言われる歴史の道である
 今年こそは登山道にして街道であるその道を踏破したいと願っている。すでに杉野沢から富士見峠までの調査は4年前に終えており、それを延長して一気に早川に下るだけになっているのだが、今,日本海側から焼山・火打ち山の風貌を見て逆に早川側から杉野沢に向かうべきではないかと考えるに至った。


 火打・焼山ではないかと思っている/上の続き(東側) 山名不明

 問題は早川最上流部の焼山登山口へのアクセスと杉野沢に下ってからの足の確保で、それは逆の場合でも同じであるが3つの方法が考えられる。
 1つは長野,新潟,それぞれ最低2人と2台の車が要る。長野組2台・2人は大糸線の中土駅に行ってA車をそこに置き新潟組を待つ。一方新潟組2台・2人は一旦焼山温泉の登山口に行ってC車を置き、D車・2人で糸魚川駅へ。駅にD車を置いて大糸線で中土駅まで行き、長野組と合流してB車・4人で杉野沢に入る。 下山後は新潟側登山口のC車・4人で糸魚川駅まで行き、長野組は大糸線で中土駅に戻ってそこに置いたA車・2人で杉野沢に置いたB車を回収する。
 4人で4台もの車を使うと言う大掛かりなことになる上に列車のダイヤの制約を受けるのが難点。
 2つ目は長野組,新潟組それぞれが、双方の登山口から登って途中で車のキーを交換し、下山後に相手の車で帰る途中で合流して車を交換すると言う交差登山。一緒には歩けないが、時間,労力,金が大幅に軽減される。また参加者を1台当たり4人くらいまで増やすことが出来る。


 頸城駒ケ岳/?

 もう1つはどちらからでも同じだが、向こうまで行ってもう一度登り返して帰ってくると言うもので、途中1泊すればできなくはない。宿泊場を富士見峠にするか、温泉まで下るかはどっちでもいいことだが、長野側から登って一旦早川まで下り、翌日また登れば両方からのアプローチを試みることが出来る。 この方法は新潟側と組む必要がないが、もし新潟側の人の出発を1日ずらして登る日を同じにすれば一緒に登ることもできる。
 その他,TXで登山口に入りTXで戻ると言うのも考えられはするが、そんな余裕はないので論外とする。

 いずれにしても富士見峠の雪が消えかかる6月下旬か7月上旬が最適であろうと考えている。

※正しい山名を教えて下さい・・。 .

最新の画像もっと見る

コメントを投稿