日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

粉飾決算をさせない勇気

2006-03-25 | 良い税理士・悪い税理士
話題になった言葉です『粉飾決算』
ホリエモンが社長だった会社で株価を上げる目的で行っていた
虚飾の利益・決算書のことです。

実は上場企業だからあれほど大問題になっているのであって
上場していない一般の中小企業にはざらにあることなのです。
投資家が入り込む余地が無いから問題にならないだけです。

特に粉飾決算が多いのは土木・建設業界です。
勿論、粉飾決算をしていない起業もたくさん有ります。
土木や建設、その周辺の公共工事を受注しようとする事業者は
官公庁の仕事に入札参加しようと思うと
経営審査を受けなければいけません。
この経営審査の結果によって受注できる公共工事の大きさが決まるのです。
勿論、どの事業者も一円でも大きな工事を受注したがっているのが実情です。

この経営審査は、決算書の内容や技術者の数
安全面での対応やISOなどの品質面での対策など
多方面から点数付けするものです。
結果、点数を良くしたいがために粉飾決算を行うのです。

官公庁の仕事がとれなくなるのはなぜでしょうか?
自社の経営を改善改革しなかったからではないでしょうか?
工事現場や工事原価の見直しに甘さがあったからではないでしょうか?
そろそろ粉飾決算の甘いわなから抜け出しませんか?

怖がってばかりいるからいつまでたっても現状打破できないのです。
ここは一念発起して粉飾決算から足を洗いましょう。

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