日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

税理士業の本分とは

2006-05-31 | 良い税理士・悪い税理士
モノの見方の話をしたいと思います。

税理士業の本分を「記帳代行」や
「税務用心棒」に置いている税理士を散見します。

事実、当社へ顧問を代わって来られる企業の中には
税理士によって経理部門崩壊の状況にされて来るケースがあるのです。
記帳代行は悪いことではありません。
しかし、それによって企業の成長を拒む事実もあるのです。
税理士がやるべき仕事は「経理部門の自立」にあるはずです。
自社の経営状況は自身で分かるくらいにしてあげないと申し訳ないのです。

記帳指導をして関与先企業が自身で決算が組めるようになると
税理士が要らなくなってしまうのではないかと不安がる同業者も居ますが
何の差別化にもならない「記帳代行」だけに力点を置くからそうなるのです。
記帳代行の向こうにある「経営指導」に力点を置きたいものだと思います。
囲い込もうとし過ぎると返って仇になることもありますね。

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