日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

もうダメかっ!! 金曜15時の悪夢

2016-10-28 | つれづれ
過去に煮え湯を飲まされてきた金曜日の15時
今日もその日を迎えました。

2か月前に画期的とまで言われた融資案件が各関係者で合意されました。
しかし、その後の対応が進まず
10月14日を迎えた段階で、融資を受けられる筈だった企業様からSOS

役員へチクル(?)ことをほのめかしながら担当者に確認すると
「もう役員に回覧されているのでもうしばし時間が欲しい」と...。

中々先が見えないまま今週月曜日
痺れを切らした社長様が
「もう無理!倒産しちゃう!なんで全員合意なのに融資が進まないの?
 某金融機関担当者が現状を金融庁へ懇願しろというから電話する。」
そんな発言が飛び出す始末。
本人としては当然の言葉であり、溺れる者の心境だと思います。

「ちょっと待って!金融庁はあまりにも影響が大きいから、私が金融機関トップへ連絡する」
ことで一応の社長の行動はストップして貰いました。

お友達とは言えないまでも旧知の仲の某役員さんに連絡するも
不在やら会議中やらで電話も通じない中
18時20分になって漸く秘書室を通じ今回の状況を説明することが出来ました。

そしてその日の19時過ぎ
平身低頭で役員さんから電話が有りました。
「今週中にはなんとか結果を出すから…」

翌日火曜日の朝一番で動かぬ担当者を飛び越え支店長が奔走してくださいました。

そして、その結果が今日出ました。
支店長が私不在の事務所に直接訪問くださいました。

時は14時15分、残念ながら当社スタッフには用件を述べずに帰られたとのメールが舞い込みました。

不吉な予感。。。
金曜日15時を過ぎると「協力出来かねます」という言葉ですべては終わってしまいます。

たった一分違いで私の携帯に電話が、、、
件の金融機関支店長からでした。

開口一番
「全面協力させて頂きます!お知らせが遅れ申し訳ありません!」
支店長の言葉に何度もお礼とねぎらいの言葉を繰り返す私がそこに居ました。

今回の様な件では使いたくはない「伝家の宝刀」ですが
つくづく人脈は大切にしなければならないことを感じさせられた一件でした。

終わり善ければ全て善し(^.^)
皆様に感謝!

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