役得（やくとく）

役得とは、その役目についていることによって得られる特別の利得や特権をいいます。

従来から宣言（？）している通り
よほどの事がない限り「ＮＯ」を言わないようにしています。
「ＮＯ」を言わないからこそ、イザという時にはお声掛けを頂いています。

結果、色々なものがお役目として回ってきます。
お陰さまで、スケジュール調整に奔走させて頂いています。

例えば、税理士会
地域の税理士会の役員になって、早10年という月日が流れようとしています。
すると、回って来ている役回りが
副支部長（金沢）
常任総務（石川県）
某国会議員の幹事長
などが主なものとして役割を担わさせて頂いています。
この役回りのお陰で税務署幹部との面談機会が増えました。
石川県担当部署との面談の機会に恵まれました。
金沢市担当部署幹部との面談にも恵まれました。
そして、立法府である国会の議員とも懇意にして貰えます。
私から無理難題を根回しする事など有りませんが
たくさんの情報を頂けるというチャンスに恵まれています。

同業者団体の全国会理事という役回りも頂いています。
会員数1万名の中で約40名が理事職についていますが
ここでは、金融庁や中小企業庁の現場のトップの方たちから
直接お話を聞けるという機会に恵まれています。
この情報量とスピードは何にも代えがたいものだと思っています。
また、上場企業トップと直接お話をさせていただけるという特権（？）付きですので
視野の広い経営者の姿を直接見させて頂けます。

更には、商工調停士というお仕事を頂いています。
石川県内では31名がこの職に有り、中小企業経営の下支え（のお手伝い）をしています。
ここでは、自社の関与先様以外のたくさんの事例に直面し
従来以上の経営スキルの磨きに役立っています。
月間、５～６回は県内の企業様へ訪問する機会を頂いています。

更には、中小企業支援機関からのご紹介で縁を頂いたマネージメント会社さんが有ります。
この会社さんからは、多い月には5回ほど全国各地で講演をさせて頂いています。
自身に直接ご依頼を頂いている分を含めると
年間１００回超の講演活動をしています。

特にこの１０年、後ろを極力振り向かず
前を向いて歩かせて頂いています。

せっかくご縁を頂いた役職です。
しっかり全うして行きたいと思っています。