日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

自殺の連鎖

2006-10-16 | つれづれ
自殺がニュースのトップになることが多くなってきたように思います。
中学生の自殺
小学生の自殺
そして、福知山線事故の被害者の恋人の自殺
先ずは亡くなった方達のご冥福を祈りたいと思います。

自殺をする人の心理に
誰かに自分の気持ちを伝えたいということがあるそうです。
したがって、死に場所は目立つところ
残った者達がショックを受けるような死に方を選ぶことも多いようです。
また、自殺のキッカケが欲しくて
その機会を見計らっている人も少なくありません。
そういう意味では、最後の行動に移すキッカケが
ニュースにあるといっても過言ではありません。

自殺は明らかに心の病です。
その心の病をわかってあげられる
治してあげられる人が周囲にいなかったことによります。
わかって欲しいのに分かって貰えない。
ニュースを見ると自殺した人の心の中にまで入り込んで
あたかも自殺した人の本分が遂げられたかのように報道してしまっています。
そのニュースを見ると自殺志願者は
自分の思いを分かって欲しいという気持ちが強くなってしまう。

自殺報道は気をつけないと連鎖を引き起こします。
年間の自殺者が3万人にも及ぶこの時代
報道の仕方一つでこの悲しい数字がもっと増えてしまいます。
報道機関は自分が影響力を持っているということを理解して
必要な報道をしていって欲しいものだと思います。



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