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日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

訴訟が怖くて動けない!

2011-04-14 | つれづれ
先ずはいつもの通り誰も責めようとは思っていません。
そして、これもまたいつもの通り「感謝」という言葉を大切にしたいと思います。

先ずは、お亡くなりになった方にはご冥福を申し上げます。
遺族の方々の無念さもまた幾ばくかと察します。

しかし、遺族の方達が医師を相手取り訴訟を起こすと云う部分については納得できない部分があります。
確かに、この先生に託せばなんとかなるかもしれないと思って手術を受ける訳ですから
その期待というものは大きくて当然だと思います。

もしも手術をしてくれる医師がその先生以外にいなかったとしたら
その先生が卓越した技術を持っておられるから可能な手術であり
他の医師では叶わなかったものかもしれません。

手術ミス、「神の手」医師に1億円損賠求め提訴(読売新聞) - goo ニュース

医師と私達の仕事を同一視することはできませんが
医師も税理士も訴訟の嵐である事には間違いがありません。
そんな中でも一縷の望みにその存亡を託してクライアントは押しかけてきます。

有ってはならない事はミスです。
しかし、不測の事態は起こり得ることも想定しなければなりません。
百人のクライアントは百通りの症状なのですから・・・。

確かに訴訟を起こす権利は利害関係者には誰にもあります。
しかし、本当に訴訟を起こすべきかどうかという事もまた多々あると思います。
訴訟は弁護士さん達の仕事ですから
「勝てる可能性のあるもの」はすべて訴訟対象にしてしまうのでしょう。
本当にそれで良いのかどうかは別としてですが…。

訴訟が怖くて医師になれない。
訴訟が怖くて手術が出来ない。
訴訟が怖くて診察が出来ない。
そんな風に追いこみたくはないものです。
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最後は人間力

2011-04-14 | 経営改善
子どもたちに勉強をさせていますか?
そこに親のエゴはありませんか?

その昔、子どもに財産を残すのが親の務めではない
親の務めは「教育」という財産を残す事である。

真に受けました。
心からそう思い、嫌がる子供達に
ピアノを習わせ
習字を習わせ
公文へ行かせ
学習塾へ行かせ
子どもへの愛は他人に学習という教育を任せるものと勘違いしていました。

心ない私の教育方針にもかかわらず
子どもたちは真っ直ぐに育ってくれました。
しかし、反省点はあります。

私の思い=世間体(せけんてい)ではなかったかと・・・。
ないしは、私が年を取った時に「我が子が世間から称賛される子にしたい」と思ってはいなかったかと・・・。

子どもは親のおもちゃではありません。
ましてや、親の夢の代弁者でもありません。
こどもたちは子供達としての人生があり人格があるのです。

東北の大震災以後
多くの汚い大人たちの自分勝手な生きざまを見せつけられました。
変わり映えのないAC(広告機構)のコマーシャルに文句を云いませんでしたか?
何日経っても変わらぬ被災地のニュースに文句を云いませんでしたか?
景気が悪くなると文句を云いませんでしたか?
自分に迄影響が及んだと文句を云いませんでしたか?
水を買い漁りませんでしたか?
カップラーメンは?ティッシュは?電池は?トイレットペーパーは?

1日または2日我慢すればみんなの手元に商品が届くのに
我先にと自分さえ良ければと買い物をしませんでしたか?

咄嗟の時に本当の自分が出ると云います。
今回の震災ではどんな自分が出没しましたか?
私の場合は…。

自分の胸に手を当てて省みたいと思います。
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