日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

何度も言わせるな!

2010-04-25 | 経営改善
若かりし頃よく使っていたように思います。
「何度も言わせるな!」
「何度言えばわかるんだ!」
ひょっとしたら今も無意識に使っているかもしれません。

いま思えば恥ずかしくなります。
何度も言わなければならないほど説明不足
何度も言わなければ動けないほどの動機不足
何度も言っているのに言い方が変わらない
何度も言っているのに分からせられない
そんな自分に唾を掛けていたようなものです。

思い通りにならないイライラ感から「何度言えば…」になるのかもしれませんが
その言葉は、相手に言うのではなく自分自身に言うべき言葉でした。

動くまで言い続ける
動けるように説明する
わかっているか確認する
そしてできたら褒めてあげる

叱られても人は伸びては行きません。
甘やかされてもまた同じです。

自分自身に時々問いかけたいと思います。
「何度も言わせるなよ! オレ!」
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幼児の命と経済合理性

2010-04-25 | 危機管理
間違っています。
最優先すべきは人命です。
たとえその対策に何百億円かかろうとも
ライター一個が何万円になろうとも
子供が興味本位でライターに着火できない仕組みにしなければなりません。

そこに企業の儲けや経済合理性という言葉は付きまとってはいけないのです。

「対象限定を」「すべてで」ライター規制で火花(読売新聞) - goo ニュース

議論が「ライター一個が150円だと売れない」そんなラインの話に終始しているようです。
便利と安全そして儲け
最優先すべきものなんてわかりそうなものですよね。

経営理念の最前列に「人命」を入れて欲しいものです。
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クラウン・シーマの議論からベンツの議論へ

2010-04-25 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
長野県松本市の高齢者用高級賃貸マンションを見学させて頂いた時のこと
施設を一通り見学させて頂いた後でオーナー様との質疑応答がありました。

質疑の中で、参加者から「なぜ、施工業者をダイワハウスに決めたのですか?」との質問が有りました。
すると、オーナー様は
「実は、親戚の地元ゼネコンとの間で契約寸前だったのですが、
たまたま建築の話を耳にしたダイワハウスの営業担当の方から
ダイワハウスが施工するとどの様な建物になるかを聞いた途端
親戚の地元ゼネコンとのノウハウの違いに驚かされました。
まさに入居者の痒い所に手が届くそんなノウハウが満載だった。」
とのことでした。

そして、
「あくまでも自分の意思でダイワハウスさんの良い所を話しているのですが
営業担当の方のこの一言に心が動いたのです。
『オーナー様、私(←営業の方)がお薦めするプランは、
クラウンンかシーマかの議論をしているのではなく、
クラウン、シーマではなくベンツを購入して頂こうという議論をさせていただくのです。』
この一言を聞いてから、この大事業(総賃貸戸数60戸、地上9階建て)は
ダイワハウスさんに施工して貰おうと決心するのに三日とかかりませんでした。」
と続けられました。

安かろう悪かろうのぎりぎりのところで議論をしている多くの企業様
中小企業が生き残る事が出来る唯一の方法は「高値販売、無競争経営」です。
自社の商品の適正な値段を強い意思で維持して行きたいものですね。
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