夢をかなえるキャッシュフロー表

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終の住処、そして、それに至る費用。

2017-09-22 11:31:24 | FP

年を取ってくると、人生の最後の場所をどこにするか、悩むことになります。現在、お子さんと同居している方や賃貸で暮らしている方、それに持ち家の方と、それぞれの状況によって、それは大きく変わってくるのですが、持ち家で、一人暮らし、あるいは夫婦二人の生活であっても、マンションと一戸建てとでも、ずいぶんと違います。まず、お金の問題ですが、賃貸の方は分かりやすいです。家賃が一生、かかることになります。持ち家でも、マンションの場合には、管理費や修繕積立金が、何年おきかで、更新され、ほとんどの場合には値上がりされていきます。マンション規模にもよりますが、その額が、近辺の家賃相場と変わらないというところも出てきています。一戸建ての持ち家でも、そのような費用は掛からないと思っているかもしれませんが、庭木の伐採やら、家の修理代、固定資産税など、見積もっておかなければならことは多いのです。では、ある程度年になったら、持ち家を売って、快適な老人ホームへと考える方もいるかもしれませんが、現在のところ、老人ホームへの入居には高額な費用がかかります。ある伊豆の施設の場合、1人入居の入所一時金は約2000万円、食費、雑費、共益費等で最低でも毎月20万円から25万円程度の費用が必要だそうです。都内23区のある施設の場合、1人入居時の入所一時金は5000万円以上、毎月支払いは最低でも25万円から30万円程度が必要になると言います。夫婦2人なら、倍とは言いませんがほぼ1.5倍の費用は覚悟しなければなりません。もちろん、老人が増加し、人口減少で空き家も増える私たちの時代には、老人ホームも形を変えているかもしれませんが、いずれにしても、老人になると、若い時に感じた悲しみは感じなくても、若い時に感じなかった寂しさは強く感じるようになるのです。その時の住みかをどうするか。今から、考えておいた方が良いでしょう。(2017.09.22)

Y-FP Office Japan

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