夢をかなえるキャッシュフロー表

キャッシュフロー表はあなたの人生を変えることが出来ます。あなたの人生をさらに豊かにします。

去りゆくオバマ政権の評判は悪い。

2017-01-17 11:37:49 | FP

アメリカで、初の黒人系大統領となったオバマ政権も20日に終わる。 オバマ政権の失政はいくつか言われているのだが、その一端を示しておきたい。まずは経済政策である。オバマ政権はリーマンショックやサブプライムローン問題が発生を受けて、誕生した政権である。だから、政権の8年間、常に、サブプライムショックやリーマンショックに怯え続けた政権と言っても良かった。その代表的な経済運営の柱がアメリカの中央銀行にあたるFRBの低金利政策と量的緩和策だ。FRBによる0金利政策は徐々に利上げへとかじを切ったのであるが、量的緩和策は相変わらずだ。いわゆる中銀のバランスシートは4兆4500億ドルという膨大なものだ。それだけの余分なドル紙幣が市中に出回ったのである。どうも、オバマ政権はこの状態をニューノーマルだと位置つけて、政策運営を行ったようだ。当然、金利は下がり、不動産市場も再び、バブル化の道へと舞い戻る。株価は上がり、雇用も回復する。しかし、それは次期トランプ大統領を誕生世させた原動力にもなった格差を拡大させたのである。よく、アメリカでは選挙期間中はエキサイトするが、選挙が終われば、新しい大統領に、誰もが敬意を示すというが、それもできないほどに、社会が分裂してしまったのである。外交的にも、ミスは指摘されている。ジョージアなどで起こった軍事クーデターを支持し、シリアなどの民衆蜂起援助には二の足を踏む。すなわち、彼の目指した世界平和は、人類の理想ではなく、これまでのアメリカの覇権主義と変わらない。むしろ、核なき世界などを標榜していただけに、質が悪いというわけである。もちろん、私個人の意見としては、キューバとの国交回復など、幾つかの成果の成した政権とは思うのだが、経済界を中心に評判は悪いのである。(2017.1.17)

Y-FP Office Japan

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする