台風10号と言うのろのろ台風のおかげで、日本全国が大雨に見舞われている。東京も例外ではない。多摩川や目黒川などが増水している。荒川水域と違い、多摩川は長さが短いので、大雨がくれば一気に、水かさが増す。そのような川なのである。逆に言えば、普段の水は清流である。都会に大雨が降れば、道路は冠水する。昨日も246号で冠水した。都会の幹線道路は鉄道や他の幹線道路と立体的に交差する。中には地下に潜るものもある。だから、水に弱い。さて、地下にあるものと言えば、地下鉄や地下街である。21日、都営地下鉄国立競技場駅、東京メトロの市ヶ谷駅、麻布十番駅の構内に大量の雨水が流れ込み、浸水した。外は大雨である。人はどうしても、屋根のある所に逃げ込む。中には地下街やメトロの駅に避難する人もいるだろう。そのような時に、外につながる階段から大量の水が流れ込んで来たら、その恐怖は計り知れない。(くちなし亭、2024.08.31)
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