今年は、ストーカー殺人事件が続く。

今年はいやになるほど、ストーカー殺人事件が起きている。この種の事件に耳をふさぎたくなるのは、多くの男性たちが経験している振られた悲しさが分かるからである。だが、だからと言って、殺人に走る神経が分からないのである。多くの振られた経験を持つ諸氏は、やけ酒を飲んだり、大声を上げたりして、その悲しさから逃れてきた。自分の気持ちはコントロールできるけれど、他人の心まで、自由にすることは不可能だからである。昨日は市川で殺人事件が起こり、元交際相手という男が捕まった。今年起こったこの種の事件を数え上げたらきりがない。特に、記憶に残るのは三鷹の事件である。１０月８日、タレントを目指す高校３年の女の子が自分の家の中で殺された事件である。この若いころには友達も含めて、多くの人と交流する。このころの付き合いとはこの程度のものだ。しかし、付き合いを拒まれたとたん、相手に殺意を抱かれ、家の中にまで入られて、殺されてしまうのではたまったものではない。この女の子に不注意な点があったのだろうか。いや、絶対に、そんなことは無い。悲しい。

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