１１月７日はシャンソン歌手の越路吹雪さんが亡くなられた日である。１９８０年だから、もう３０年以上の月日が流れている。そんなことを考えながら、彼女のレコードを聴いていた翌日の８日、歌手の島倉千代子さんが亡くなられたという。もう７５歳という年齢になられていたようだ。彼女の人生は、彼女の持ち歌であった「人生いろいろ」の言葉通りの、波瀾万丈というか、むしろ苦難の人生を歩かされたように、他人の目には見える。バラエテイー番組などにも数多く出演されていて、その表情が明るければ、明るいほどに、内に秘めた苦悩のようなものが、実生活にはあったようである。今回は肝臓がんによって、死に至ったとのことであるが、過去には、幾つかの病気も繰り返している。確か、乳がんにも、また過労により声が出なくなったり、フアンの投げた目に当たったりと、まさに踏んだり蹴ったりの人生のように映る。さらに、付け加えれば、阪神の藤本選手と結婚したが、５年後には離婚している。ただ、これは、他人の私の感想である。人の人生をとやかく言っても始まらないことは分かっている。天国の島倉千代子さんは「バカ言ってるんじゃないよ。十分、幸せな人生だったよ。」と笑っているかもしれない。
Y-FP Office Japan
Y-FP Office Japan
