以下文は主にウィキペディア、旧約聖書、過去のNEWS WEEK等々を参考にしていますが、個人の解釈等により意味不明文が多々あると思います。フィクション程度の可笑しな雑文、日記とします。
エルサレムは地中海から内陸部に入った標高800メートル程度の小高い丘の上にありユダヤ人が住む西エルサレム、アラブ人等居住区である東エルサレムから成り立っています。旧市街の東隣には旧約聖書で有名なオリーブ山があります。旧市街はユダヤ、イスラム、キリスト教等の聖地と言われ、嘆きの壁、聖墳墓教会、岩のドーム等の宗教施設には世界中から訪れる人々が絶えないと言われています。旧市街は「エルサレムの旧市街とその城壁群」の名で1981年、ヨルダンにより世界遺産に登録されています。
ユダヤ教にとってエルサレムは信仰を集めていたエルサレム神殿(2000~3000年位前で3回建て直しされています。)があった聖地、古代ユダヤ王国の首都です。
キリスト教にとっては、エルサレムはイエスが教えを述べ、タルムード思想を批判し処刑・・・埋葬、復活した場所と言われています。
イスラム教にとっては、エルサレムはムハンマド(622年にイスラーム教を創始した預言者)が一夜のうちに昇天する旅を体験した場所と言われています。もし、他教徒等が嘆きの壁、岩のドーム等を破壊した場合、大きな紛争に発展する可能性は大きいと言われています。エルサレムは世界平和の鍵を握っていると言えそうです。
世界には3大宗教(キリスト教:20億人、イスラム教:16億人、仏教:4億人)がありますが、他に世界最大の影響力を持ち、タブーでもあるユダヤ人・教徒の宗教規範・タルムード(ユダヤ教徒のみが人間であり、他は獣である・・・18巻から成り、ヘブライ語以外は翻訳させませんでしたが、1回だけ英語に翻訳されましたが即回収されています。)が存在します。影響力を考えた場合、タルムードが群を抜きNO1と言えそうで、世界には4大宗教があるとも言えそうです。
アシュケナージ・ユダヤ人・教徒は徹底してタルムードの存在を否定します。欧米でタルムードの問題に触れると即職、地位を失います。このタルムードが世界の諸悪の根源となり人類をおかしくしていると言われています。このタルムードを宗教規範とするのはアシュケナージ・ユダヤ人・教徒(ルーツは7世~10世紀にかけてカスピ海の北で栄えた、遊牧国家ハザールの人達がユダヤ教に改宗)で、現世界を金融等々支配しているとも言われています。
現イスラエルのユダヤ人は主にアシュケナージ・ユダヤ人・教徒で旧約聖書に記されているの血統的ユダヤ人とは何の関係も無い、ルーツがユダヤ教徒・宗教集団・カザール人と言われています。
対し血統的(アブラハム→イサク→ヤコブ)ユダヤ人はスファラディー・ユダヤ人と言われています。勿論タルムードは宗教規範としていません。
エルサレム等に住むパレスチナ人の大半はスファラディー・ユダヤ人(勿論、イスラムに改宗した人もいます。)で貧しく、苦しい状態に置かれています。本物のユダヤ人が、偽ユダヤ人に虐げれている構図になっています。文献等読めば世界の多くのユダヤ人はこの事実を知っています。
第2次大戦後、イスラエル国を中東のパレスチナの地に建国しましたが、イスラエルのユダヤ人(アシュケナージ・ユダヤ人・教徒)は、旧約聖書の民とは何の関係も無いのに、元々この土地は自分達に神が与えた土地だから自分達がこの土地にイスラエル国を作る、住人・アラブ、パレスチナ人は出て行ってくれ・・・この自分達の土地とは、神がユダヤ人・血統的ユダヤ人、スファラディー・ユダヤ人であるアブラハム子のイサク、孫のヤコブに約束の地を与えることを約束した土地でイスラエルとは約束の地をも意味するそうです。その範囲は創世記、出エジプト記、民数記、エゼキエル書にも記されていますが、現在のイスラエル国の領土よりも広い範囲となります。
これらの事実は世界のタブーの一つと言われています。
余談ですが精査した限り、本当のエルサレムはアラビア半島のアシール地方と考えるほうが自然です。この問題は学者等間では触れることが出来ないようです、何故ならイスラエル建国の根底が覆るからです。
現米国を金融等支配しているのはアシュケナージ・ユダヤ人・教徒と言われています、この事実は陰謀論ではないように思います。
昨年のイスラエルは突然、首都をテルアビブからエルサレムへ移転・・・世界の人々は驚き中東は火薬庫の中に放り込まれたと表現された方もいます。
米国がエルサレムをイスラエルの首都と認定した問題で、国連総会は12月21日、緊急特別会合を開き「首都認定の撤回などを求める決議案」を128カ国の賛成多数で採択しました。国連総会決議は安保理決議案と同じく米国の名指しを避けつつ、首都認定について「エルサレムの地位に関する最近の決定に深い遺憾の意を表明する」と批判、撤回を求める内容です。安保理決議のような法的拘束力はありませんが、首都認定の正当性を主張している米国に国際社会の意思を明示する政治的な意味があると言われています。
賛成国(128カ国)
賛成:ブラジル、中国、エジプト、フランス、ドイツ、インド、イラン、日本、韓国、ロシア、トルコ、英国・・・
反対(9カ国)
グアテマラ、ホンジュラス、イスラエル、パラオ、米国・・・
棄権(35カ国)
オーストラリア、カナダ、ハンガリー、メキシコ、ポーランド・・・
投票前演説でパレスチナ自治政府のマリキ外相は植民地主義、中東和平は相いれない。米国の決断が影響を与えるのは聖都の地位や所在地ではなく、和平仲介役としての米国の地位だと批判しています。ヘイリー米国連大使は国連、国連機関への拠出金を最も負担しているにもかかわらず、米国だけが軽蔑を受けていると不快感を示しています。
1995年、アメリカは民主党と共和党は綱領でエルサレムをイスラエルの首都と認めておりアメリカ合衆国議会で大使館のエルサレム移転を認める法律が可決されています。クリントン、ブッシュ、オバマ大統領等は大使館移転は中東和平上問題として、これまで半年ごとに実施を延期してきました。
2016年のアメリカ合衆国大統領選挙では、駐イスラエル大使館のエルサレム移転を選挙公約したドナルド・トランプ氏が当選、2017年6月には法案実施について半年延期しましたが、トランプ大統領は選挙公約どうり12月6日にエルサレムをイスラエルの首都と認めました。米国大使館をイスラエルの首都とされているテルアビブからをエルサレムに移転手続き開始指示を表明しました。
トランプ大統領は、エルサレムの最終的な地位についてはイスラエルとパレスチナの当事者間で解決すべきで米国は特定の立場を取らないとしています。
第2次大戦後の1947年、国際連合のパレスチナ分割決議でパレスチナの56.5%の土地がユダヤ国家、43.5%がアラブ国家とし、「エルサレムを国連の永久信託統治」とする案が決議されました。この決議を元にイスラエルが独立宣言、しかし直ぐにイスラエルは第1次中東戦争を勃発させ1949年の休戦協定により西エルサレムはイスラエル、旧市街を含め東エルサレムをヨルダンが統治することになりました。エルサレムは東西分断しました。
1967年の第3次中東戦争でイスラエルがヨルダン川西岸、ガザ地区、東エルサレムを占領、以前ヨルダンが統治していた東エルサレムは、現在イスラエルの実効支配下にあります。特に水資源等々、パレスチナの人達の生存権は完全にイスラエルが握っています。
ヨルダン川西岸、ガザ地区、東エルサレムがイスラエルに占領されてから50年以上になりました。イスラエルのこれらの占領地からの国連の撤退要求決議も無視されたままです。国連決議を重視する世界各国は日本を含め、この問題には触れたがりません。
今までパレスチナ側もエルサレムを将来のパレスチナ国家の首都とすることをめざしていました。イスラエル側もパレスチナ側も同じエルサレムを奪い合っているように思えますが、パレスチナ側が未来の首都にしたかったのは1967年までヨルダン領だった東エルサレムです。
占領地を領土の一部とすることは国際法で禁じられています。
トランプ大統領は、国際法違反の占領地をイスラエルの首都と宣言しました。中東の将来に対し、極めて大きな問題を与えたと思います。
パレスチナ・イスラエル問題の解決で、2国家共存にこだわらないというトランプ大統領の発言により、更にヨルダン川西岸のユダヤ人入植地が増大、土地、水資源が奪われパレスチナ国家の基盤が更に犯されるでしょう。
将来はエルサレムはイスラエル化が徹底すると思います。虐げられてきたパレスチナの人達(大半は旧約聖書に出てくる本物のユダヤ人です。)の夢であるパレスチナ国家首都は実現不可能となると思います。パレスチナの人達には何の罪もありません。未来に希望が無い中東地域が増えることは世界にとって悲しいことです。
トランプ大統領は愚かなことと分かっていて、エルサレムを首都と認めたでしょうか・・・選挙公約は大統領になるための踏絵だったでしょうか・・・トランプ大統領には、過去にこだわらないトランプ流の新たな中東和平の策を取ってもらいたいものです。