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CO2が支える地球の未来、食料

2020-01-21 14:57:24 | 日記

昨今はCO2(二酸化炭素・carbon dioxide・カーボン ダイオクサイド)と言うと悪玉の代表みたいに言われますが、CO2は私達人類、動物達等にとって生きる上でかけがえの無い大切な物質だと思います。以下文はウィキペディア等々を参考にした素人のCO2に対する思いです。

 

地球温暖化原因の一つとして大気中CO2濃度が原因とも言われ、CO2に対し、悪いイメージを持っている人も多いように思いますが植物の生育を助けて地球の緑化を進め、人類社会をも豊かにするCO2は生命活動、食料増産等々生きる上で極めて大切なものだと思います。

CO2は生物の体を構成している有機(炭素を含む)化合物の主原料です。空気に含まれるCO2から有機化合物を生産しているのは光合成を行う植物、藻類、一部のバクテリアのみと言われています。

動物は生きる上で必須の有機物を新たに生産することができませんので、植物や他の動物を食べることにより直接的・間接的に光合成によってつくられた有機物を利用しています。現代にCO2が増加したとは言っても、空気中に0.04%弱しか存在しないCO2に地球上の全生命が依存していると言われています。

 

地球誕生時等は、大気の大部分をCO2が占めており、その後徐々にCO2濃度は低下してきたと考えられています。CO2濃度の低下の大きな原因は光合成と言われており、今日、CO2濃度が下がるにつれ、CO2不足のために光合成は次第にやりにくくなってきているとも言われています。

有機物をつくるには、CO2以外の原料(窒素源としての硝酸イオン、イオウ源としての硫酸イオン)も必要で、必ずしもCO2を増やしただけで光合成が盛んになるとはかぎりません。

しかし、他の条件を整えた状態ではCO2濃度の上昇によって光合成が促進されます。現状のCO2濃度は低く植物にとって必ずしも十分な量というわけではないようで、CO2を減らしたら有機物の育成は制限を受けると思います。

 

光合成(空気中の二酸化炭素を取り込んで、有機物に変えます。)では、1分子のCO2を同化して糖の形に変換するごとに1分子のO2(酸素分子)が副産物として生じます。現在の大気の約20%を占めるO2も光合成によってつくられたものが蓄積した結果ですが、厄介なことにO2は光合成を妨害しています。

CO2の同化の最初のステップは、有機化合物とCO2とを反応させて炭素3個を含む有機化合物2分子をつくる反応ですが、この反応を司るRubisco(酵素)という名前の酵素がCO2とO2を取り違え、反応をやり損なってしまうためにO2による妨害が起こります。現在の大気組成では、3~4回に1回は取り違えをしているとも言われています。

O2によるRubiscoの妨害を防ぐ有効な方法は、Rubiscoの周囲のCO2濃度を高めることです。CO2分子は小さくて細胞の膜を透過しやすいので貯めておくことはできません。しかし植物の中にはCO2濃縮効果を得ているものがあります。

トウモロコシ、サトウキビ等が行うC4(CO2濃縮のためのC4経路を持つ光合成の一形態)光合成は代表格です。一方、緑藻クラミドモナスや、ラン藻(シアノバクテリア)などの微細藻類は裏技ではなく、CO2やその水和産物であるHCO3(炭酸水素イオン)を細胞内に輸送することによりCO2濃縮効果を得ています。このような能力を作物に導入することにより光合成生産性の向上が期待できるため、微細藻類のCO2濃縮機構の研究が30年以上前から続けられ、ラン藻についてはその概要が明らかになっていると言われています。

CO2は人類にとって極めて大切な必須の物質で世界の人口は77億人、多くの人口を支えるための食料増産はCO2にかかっていると思います。CO2が地球上から削減されることは、生命活動の終焉を意味すると思います。世界にはCO2悪玉説が蔓延しています。CO2を正しく理解することは、CO2温暖仮説の本質を見極めることにもなり大切だと思います。

 

地球上のCO2に対する捕らえ方が他の科学者と違う、世界的に有名な米国プリンストン高等研究所の物理学者、アインシュタインの後継者とも評されるフリーマン・ダイソン博士(イギリス・バークシャー生まれのアメリカ合衆国の理論物理学者、宇宙物理学者、サイエンスライター ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ卒業、コーネル大学大学院修了、プリンストン高等研究所名誉教授)は左翼系人間として民主党支持を貫きながらもオバマ政権の温暖化政策だけは手厳しく批判してきました。

 

ウェブサイト・レジスター取材(2015年)での発言

環境汚染なら打つ手はあります。

かたや温暖化はまったくの別物

CO2が何をするのかつかめたと研究者はいいますが、とうていその段階にはなっていません。

そもそも、植物の生育を助けて地球の緑化を進め、人類社会をも豊かにするCO2を減らそうというのは正気の沙汰ではないでしょう。

気候を理解したというのは、気候学者の思い上がりにすぎません。

彼らが頼るコンピューター・ミュレーション(何らかの現象をコンピューターで模擬試験すること)など、変数(値を代入する記号または文字列)をいじればどんな結果でも出せる代物です。

私自身、科学の話ならたいてい多数意見に従いますが、唯1つ、気候変動の話は違います。科学の目で見るとナンセンスそのものです。

 

何かと問題にされるCO2・・・CO2は私達人類、動物達等に計り知れない恩恵を与えてきました。CO2温暖仮説が大きく論じられる今日、私達一人々がCO2を正しく理解することは人類の未来をより確かなものにすると思う昨今です。

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