極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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虎視眈々と狙われる、日本の水

2015-06-08 12:00:02 | 日記
米国家情報長官室が数年前「世界の水資源が2040年には限界に達する」という報告書をまとめました。世界の水事情は危機的状況で、改善の兆しは無い様に報告されています。

 日本には恵まれた水資源がありますが、世界に目を向けると水事情は極めて厳しい状況です。日本の水資源は某国等から虎視眈々と狙われています!
 海外に行って水道水をそのまま安心して飲めるのは、日本位でしょう!公共等の水洗便所等で何気なく流す水・・・如何に日本の水事情が恵まれているか!本当に素晴らしいことです!

 国連環境計画(UNEP)の基準では、1人あたりの年間水資源量に準じて1700立方メートルを下回る水準を水不足懸念、1000立方メートルを下回る水準を水不足、そして500立方メートルを下回る場合には絶対的水不足として分類しているようです。

 世界には河川等々以外には、南極、北極の凍りついた水・・・そしてリビアのサハラ砂漠の地下に眠る数百兆トンの世界最大量の良質の地下水!欧米某国はこの地下水を何とか手に入れたい、リビアのカダフィ氏に拒否されました、その結果は・・・

 将来起こるであろう、水を奪い合う“水戦争”が現実味を帯びる中、日本は水資源をどう守るのか、早急に明確にビジョンを示すことが必要に思います。

*2013年10月、中国水科院水資源所の王浩所長談
 世界中にあふれる水不足の報道をすべて合わせても、北京がいま直面する水不足の危機的状況には及ばない・・・
 中国では天津市、北京市、寧夏回族自治区、上海市、河北省、山西省、山東省、江蘇省の8省市自治区が絶対的水不足に含まれ、なかでも北京市は、500立方メートルどころか、100立方メートルにさえ満たないのが現実のようです。

 日本では水は無制限に自由に手に入るような感覚になっていますが、天然資源はどれも貴重なものです。安全保障にも関わる・・・

 過去、中国が日本の水を物色している、北海道の森林が香港に買われました、今からおよそ3年前、このような報道が相次ぎました。
 日本の企業や不動産が中国資本に次々と買収・・・森林がもたらす地下水をも奪われて、枯渇してしまうのでは、という危機感が、日本中に広まりました。
 
 外資による日本の森林地買収は年々増加しているそうです。林野庁調べでは、平成23年末までに49件、計760ヘクタール以上だそうです。北海道が多く、群馬、長野、神奈川、山形などの各県でも買収事例があるそうです、明るみに出ているのはほんの一部だとされています。
 
 国は2012年4月に森林地売買の規制を強化した改正森林法を施行しました。以前は、1ヘクタール以上の売買に都道府県への届出が義務だけです。森林売買そのものの把握出来ないようでした、改正森林法により、すべての森林の所有者移転の「事後」届出がようやく義務付けられる形になりました。
 
 日本の森林は地籍調査が進んでいないそうで、基礎データが十分でないと言われており、地主不明?の森林、所有者が地元等にいないというケースも多いようです。過疎化、少子高齢化に伴い、広大な森林が相続人不明になることも危惧されています。これらの土地を、外資が次々を買収していると言われております。

 心配なのはTPP参加によって、日本の水資源がますます外国資本の争奪の的になることは間違いないと言われています・・・国益を考えて慎重に議論する必要があると思います。

 世界一の美しい森林、豊かな水資源を私たち日本人の手で、未来の日本の為にも守っていかなければならないと思います。我々は日本の水事情等を理解することは極めて重要だと思う昨今です。
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