極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

日本の印刷秘術は世界トップクラス

2020-12-15 17:02:18 | 日記

以下文は、ウィキペディア等々参考に記した雑文、日記です。

 

日本のみならず、世界の紙幣の印刷にはどのような印刷機が使用されているか、興味が尽きません。現在、世界の紙幣流通量の85%は、各国が紙幣印刷機械等を購入、印刷していると言われ、残り15%は民間紙幣印刷会社が各国から紙幣印刷を請け負っているようです。

 

世界の紙幣印刷機製造メーカーと言えば長い歴史を誇る、米国ドル印刷で有名なドイツ・ビュルツブルクにあるケーニッヒ&バウアー(KBA)社となるようです。

紙幣の請負印刷会社の最大手は、英デ・ラ・ルー社で、紙幣印刷業者として150年にわたり、英国ポンドの造幣の役割を担当、世界140の中央銀行を対象に紙幣の印刷、他にパスポートを請け負っています。この会社と協力関係をもっているのが、日本の小森コーポレーション(旧小森印刷機械)です。

毎年、元旦に行われる全日本実業団対抗駅伝競走大会駅伝、この出場チームに小森コーポレーションを見つけることができます。多くの方は小森とは?と思われるかも知れませんが、知る人ぞ知る、世界の紙幣印刷機製造、委託紙幣印刷メーカーです。

この小森コーポレーションは紙幣印刷機械関連ばかりでなく、印刷機械、印刷関連機器の製造販売を行っており、本社は東京都墨田区で創業は1923年、資本金377億円、従業員2363人、売上高776億円(2020年3月)です。小森コーポレーションの場合、一つの紙幣印刷機の製造には約2年位かかり、15年~20年に1回位で納入のようで、印刷機械は部品数が5万点位あって、製造には、工作機械並みの精度が要求されると言われています。

高度の紙幣印刷技術を持っている小森コーポレーションはフィリピン、インド、インドネシア、中国等、30カ国位にも紙幣印刷機械を納入、世界の紙幣の100カ国程度を委託印刷しているようです。

興味あるのは、米国とKAB社(米国へドル印刷機を納入済み、スーパーノート問題・・・1989年以来、20年近く、北朝鮮の精巧なニセ百ドル札が大量に出まわっているとされましたが、過去、ドイツの専門誌は北朝鮮製では無いと述べています。(ドイツ、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング・2007年1月7日、日曜版)の関わりです。

○○○はドル紙幣印刷機をワシントン郊外に保有、対国内・外選挙、対外戦略等々の資金に使用しているとも言われています。)、デ・ラ・ルー社、小森コーポレーションの3社が世界(ロシア等を除く)の多くの紙幣印刷機械納入、紙幣印刷請負を行っていることになります。世界から見たらKAB社と小森コーポレーションの比率は50:50位程度と言われています。

昨今、KBA社は電子商取引、電子決済、電の子通貨の普及で苦境に立たされているとも言われていますが、印刷技術は世界最高レベルを維持していると言われています。

KBA社は缶印刷市場に進出することで活路を見いだそうとしているようですが、目標企業の一つでもある日本の東洋製缶グループ・ホールディングス、(日本の大手金属製品メーカー。金属缶からPETボトルまで飲料容器、製造、印刷)は世界最高の製缶印刷技術を持っています。

小森コーポレーションの場合、一つの紙幣印刷機を作るのに約2年位かかるようで、15年~20年に1回位納入のようです。印刷機械は部品数が5万点位あって、工作機械並みの精度が要求されると言われています。小森コーポレーションの紙幣印刷機は英国のポンド紙幣の印刷にも使われ、2017年から英国中央銀行に採用されているそうです。売上高の約8割は一般の商業用印刷機、デジタル化で印刷需要への影響は徐々に減少、欧米はデジタル化の影響で減っていますが、アジアはそこまでデジタル化が進んでいないので伸びているようです。昨今では英国のデ・ラ・ルー社も経営危機に怠っているとも言われています。3社の紙幣印刷会社も印刷事業の中の一部門であることが分かります。

高度の印刷技術を必要とされる紙幣印刷、小森コーポーレーションの存在は日本の印刷技術力の高さを世界に示し、認められた印刷機械製造、印刷技術だと思います。

他にも、高度印刷技術の集大成の一つとも言われる、紙幣同様の高度の印刷技術を要するパスポート、日本国内はもとより、世界30ヵ国以上にパスポート生産システムを納入する超技術保有会社、従業員100人弱の株式会社・宇野製作所があります。日本には凸版印刷等、世界の紙幣印刷技術を支える会社があります。新型コロナのニュースばかりで暗くなりがちですが、私達の回りには明るくなるようなニュース、情報はてんこ盛りです。新型コロナ情報に翻弄されることなく、日本に誇りを持ち、明るく生きたいものです。


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新型コロナ・ウイルスは中国・武漢発症以前から米国等に存在していた可能性がある。

2020-12-15 11:26:15 | 日記

以下文は、The ScientistのHP「COVID-19は12月に米国に到着した可能性があります。」の記事で、英訳ですが素人の概訳で不適切な訳が多々あると思います。詳しくはThe ScientistのHPをアクセスして下さい。雑文・日記とします。投稿著者のMax Kozlov氏は、ボストン出身のサイエンス・ジャーナリストで、信頼性が高いジャーナリストとも言われています。

 

感染症に関するの11月30日、オンラインでの公開研究等記事では、研究者により献血者サンプルで検出されたSARS-CoV-2(新型コロナのウイルス名でサーズ・コロナウイル・スツー、severe acute respiratory syndrome coronavirus 2で、COVID-19「新型コロナ」発症の原因となります。)抗体は、最初に確認された症例の1か月以上前に米国で感染が発生した可能性があることを示していますが、一部の専門家は懐疑的なままのようです。

 

COVID-19(WHOの新型コロナウイルス正式名称、COVID-19の「CO」は「corona」、「VI」は「virus」、「D」は「disease」の意味、読み方はコヴィットナインティーン)、新型コロナ・ウイルスは12月には存在、CDC(米国疾病予防管理センター)が新型コロナ・ウイルスの最初の症例を確認する1か月以上前、12月13日という早い時期に新しいコロナ・ウイルスに感染した人がいると述べ、この研究にはアメリカ赤十字社から寄付を受けた血液サンプルを分析、その調査結果は公衆衛生当局、研究者がウイルスが感染し始めたと考えるかなり以前にウイルスが世界中に広がっていたと言う更なる証拠を提供しています。

 

この血液サンプルは米国赤十字が西ナイル・ウイルス等の蚊媒介性疾患への感染等をテストするために集めた血液サンプルで、研究者はこれを使用しています。

これらの研究結果は米赤十字社の科学技術担当であるスーザン・ストラーマー(Susan Stramer)氏、論文の共著者は、ニューヨークタイムズにも同様に語っています。

 

7,389のサンプルのうち、106サンプルはSARS-CoV-2抗体を持っており、そのうち39は12月13日~12月16日の間にカリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州から収集されたものです。

他の67のサンプルはコネチカット州、アイオワ州、マサチューセッツ州、ミシガン州、ロードアイランド州のもので12月30日~1月17日までにウィスコンシン州で集めたものです。

研究者が追跡試験を行うことができた90のサンプルのうち、84のサンプルはSARS-CoV-2が宿主細胞に侵入するために使用する受容体であるACE2への結合をブロックする抗体の証拠を示しています。

陽性のSARS-CoV-2抗体検査は、以前のCOVID-19感染を示唆しますが、他のコロナウイルス(一部は風邪を引き起こす可能性があります)への以前の曝露が偽陽性の結果をもたらす可能性があるため、明確な証拠は提供していません。

投稿著者らは、84のサンプルすべてが偽陽性を表す可能性は低いと結論付けており、少なくとも一部は12月又は1月初旬のCOVID-19感染を反映しています。

研究者らがSARS-CoV-2に特異的な抗体を測定する場合、他のコロナ・ウイルスとの交差反応性を排除することはできませんとカリフォルニア大学サンフランシスコ校の疫学者であるジョージ・ラザフォードは述べています。

これらの研究は、ライブサイエンスにも伝え、これらの結果が実際のCOVID-19感染を示していても、研究者は参加者がどこで感染したかを判断できないと述べています。一部の献血者が最近中国に旅行して、感染した可能性もあります。

ワシントン大学の疫学者TrevorBedfordは、SARS-CoV-2の蔓延のタイミングと場所を理解するために遺伝学を使用しておりますが、これらの研究には関与していません。

抗体濃度は通常、ランダムな健康な成人と比較して最近感染した人の方が高いと付け加え、偽陽性率が高い可能性があることを示唆しています。結果が正確であったとしても、外挿により、米国人には数百万の感染があり、過剰死亡率が高くなると記していますが、これらは3月まで観察されなかったものです。偽陽性が発生する頻度をよりよく理解するために、研究者は過年度の血液サンプルを調べ、SARS-CoV-2に対する抗体を示さないかどうかを確認する必要があると、Streamer氏はTimes誌に語っています。

この研究に関係していませんが、ジョンズホプキンスセンターのセキュリティー免疫学者ジジ・グロンバル氏はUSAトゥデイに対し、私達はデータの即時性に高い期待を寄せています。疾病の原因はより曖昧になる傾向があり、何ヶ月、何年もの調査が必要だとも述べています。

 


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