極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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国難・・・お米の作付けは4月からスタート

2020-03-27 19:08:09 | 日記

以下文の自給率は、市場価格ベースではありません。

 

米の作付け時期は、農林水産省資料では4月から始まるようですが、今回の新型コロナ・ウイルス感染が長期に及んだ場合、最悪を考えた場合、現状の備蓄米6月分で大丈夫でしょうか・・・素人が思うお米の備蓄米量、全てが希望的観測は通用しない厳しい現実に直面するかも知れません。

当然、世界の大混乱期では海外からも多くの穀物も輸出制限を受ける可能性があります。多くの穀物等食料輸出国々は自国ファーストでしょう。

主食用米の自給率は100%。お米は国内生産だけで消費をまかなうことができる唯一の作物と言われています。日本の食料の最後の砦でもあるお米・・・日本人に最も適した食べ物は、お米を置いて見当たりません。

 

お米の作付け現状は、減反策(戦後の日本における、米の生産調整を行うための農業政策で、基本的には米の生産を抑制するための政策であり具体的な方法として、米作農家に作付面積の削減を要求するものです。)は2018年度に廃止されましたが、米作付けは増えていないようです。

世界の国々では食料は安全保障の範疇としている国が多いようです。安全保障に疎(うと)い、私達日本人もお米を含め、食料は安全保障の範疇と捉えるべきで、国難の今こそ食料自給率を直視、再考すべきです。私達は戦後、平和、秩序に浸り生きましたが、世界の現実からは大きく乖離してしまい、ガラパゴス国民に成り下がったようにも思えます。

世界の食料調達が困窮した場合、日本を助ける国は皆無でしょう。昨今のお米の買い占め、貯めは自然な心情だと思います。お米の最大の長所は長期保存が容易であることで非常食には最も適していると思います。お米は古来からも非常食の代表格のようです。日本の食べ物が欧米化したとは言え、お米は私達に無くてはならない極めて大切な食べ物であると思います。

今、日本に出来る、100%確かに確保できる食料はお米以外無いように思います。勿論、お米は年一回の取り入れです。昨今の太陽黒点異常に伴う気候変動に大きく影響されますが、増産は可能だと思います。お米は日本にとって、古来からの間違いなく万能食品です。

日本のお米は6ヶ月分の備蓄があるとは言え、国難収束が長引き、多くの国民が自宅等でお米を食する機会が増えた場合、6ヶ月の備蓄分で大丈夫でしょうか、更に備蓄米の精米、流通等過程で感染者が出た場合、滞ってしまい一部機能しなくなり最悪混乱を伴うと思います。

昨今の国難を考えた場合、私達に大きな安心を与えるには1年位のお米の備蓄は必要だと思います。特に国難時は余裕の備蓄は計り知れない安心感を私達に与えると思います。増産で余剰米が出た場合、国難が去り沈静化した暁には多方面で活用できると思います。増産に税が投入され、無駄になったとしても保険と考えたら問題ないと思います。

世界の国難で食糧確保が如何に重要であるか、歴史が示す通り世界は身を持って体験しています。今、国民が一番安心できる大きな要素の一つは間違いなく食料だと思います。

新型コロナ・ウイルス策の優先順位・・・1 ”大切な命” 2 ”日々のくらし” 3 ”経済”で、お米の問題は2に該当し大切な要素だと思います。今まで通りの米作を少し緩和、備蓄を増やしてもらいたいものです。

お米の作付けは“4月からスタート”するようです。

是非、私達の更なる食料安心のためにも、特例として6ヶ月備蓄から1年程度の備蓄のためにも是非、備蓄増をして欲しいものです。

 


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