極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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がん、寿命短縮、骨折増加を増加する牛乳

2015-02-09 05:47:03 | 健康等々

牛乳・乳製品等々摂取は、発がん性の危険、寿命短縮、骨折増加を増加する・・・

 牛乳は完全栄養食品、信じて疑わない人たちの数は多く、日本人の多くは牛乳はカルシウムを多く含んでいるので、たくさん飲むと骨が強くなり健康になると思っている人も多いように思います。

 AFP(2014年10月29日)によると、イギリスの医学誌British Medical Journal(イギリスの医学誌である。British Medical Associationが監修し、BMJ Groupから発行されています。BMJ Groupからは他にも24種類の医学専門雑誌が発行されています。 国際的にも権威が高く日本でも医師であれば必ず読んでおくべき雑誌と言われています。 世界五大医学雑誌などと呼ばれる代表的な医学専門誌の一つです。)は、牛乳摂取量の多い人は、少ない人と比べて「寿命が短く」、女性では「骨折」が増える等の研究結果を紹介しています(調査対象:スウェーデン人)
 
 牛乳は「牛の赤ちゃん」が飲むのに最も適した飲み物で、大人が大量に飲むのには不適としています。同研究チームはさらに、チーズやヨーグルトの摂取にも疑問・・・発酵乳製品に多く含まれている「ガラクトース」という物質が、動物実験により、「老化を促進」し「寿命を縮める」ことが分かったそうです。
牛乳の主成分である、乳糖(ラクトース)は、消化酵素・ラクターゼによってグルコースとガラクトースに加水分解されることで、小腸からの吸収が可能になるわけですが、発酵乳製品はラクターゼの代わりに乳酸菌の働きで分解が起き、ガラクトースがつくられる、そのガラクトースが私たちの体にダメージを与えるそうです。

 アメリカ人女性は8人に1人が乳がん発生に対し、日本人女性は20人に1人、その数は年々増加しているそうです。がんの発生には環境、ことに食生活が深く関わっていると言われています。今回のBritish Medical Associationの研究成果とは別に、日本国内でも一部研究者等から警鐘が鳴らされ続けております。
牛乳はもともと日本人が摂取してきた食品ではなく、戦後になって飲むようになったものです。終戦直後の食糧難の時代に、当初は援助物資としてアメリカから日本に送られたのが「小麦」と「粉乳」でした。
援助物資として送られていたのは短期間で、その後は当然のことながら日本がアメリカから輸入することになりました。対日本輸出ビジネス!です。間違いなく、アメリカは戦略的意図をもって、日本人に小麦と牛乳を与えたということになると思います。
日本の伝統的な食生活のシステムは、米国の対日政策等のため、小麦、牛乳の飲食等、日本人の食生活は根底から覆され、骨折、がん、糖尿病、アトピー等々が激増します・・・

戦前の日本人のほうが、健康的で、なおかつ強靭で敏捷な体であったようです。当時の日本人で、牛乳を毎日飲んでいる人などいませんでした!

 牛乳の生産方法は・・・乳房炎になる雌牛もかなりの数に上り、その治療のために投与される抗生物質、消炎剤などが牛乳の中に混じっていると言われています。
日本人の85%の人は、牛乳の主成分である乳糖を分解する消化酵素・ラクターゼを持っていません。牛乳には栄養があるとしても、それを分解・吸収できないのですから、飲んでも仕方がないわけです。脂肪分は飽和脂肪酸といわれるもので、摂り過ぎは健康に良くないことも事実のようです。

 問題の一つには、現代の酪農のシステムでは、生産効率を上げるために、妊娠中の牛からも搾乳することです。濃厚飼料を与え搾乳器で吸乳し続けるので、牛は大量に牛乳を搾り取られることになります。これは牛だけではありませんが、妊娠すれば胎児を守るために血中の卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の濃度は高くなります。妊娠中の牛から搾った牛乳には、これらの女性ホルモンが相当量含まれています・・・これらのホルモンは、乳がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮体部がんなどのホルモン依存性の悪性腫瘍の原因になると言う医学者は多いようです。

 牛乳とこれらのがんに因果関係がある可能性が少しでもあるのなら、牛乳を飲むのをやめても別に困ることはないからやめる・・・賢明でしょう。
子供たちにも飲ませたくない方は、学校に理由を言えば問題ないと思います。自らの健康、家族、特に大切なお子さんの健康のためにも、牛乳に対し、賢明な判断をしたほうがいいと思います。

 牛乳のプラスの面としては、ケーキ等々、嗜好品の材料として必要であり、無かったら味気ない、癒しの時間が無い生活になるでしょう・・・

 参考記事
British Medical Journal
南清貴:フードプロデューサー
一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事等の記事を参考にしています。


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