想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

OSCAR PETERSON MEETS THE GREAT COMPOSERS (VERVE SM

2011-01-05 10:50:18 | 音楽

オスカー・ピーターソン・トリオ: ゴージャス・ソング・ブック

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このレコードは、ピーターソンが、レイ・ブラウン(ベース)、エド・シグペン(ドラムス)と組んでいた1959~1965の「ザ・トリオ」時代の尤も円熟した時期の演奏を収めた2枚組である。

曲目は、アービング・バーリン、ジェローム・カーン、コール・ポーター他、アメリカを代表する9人の作曲家の名曲ぞろいで、ジャズ・ファンでなくても楽しめるアルバムである。

オスカー・ピーターソンの公演を聴き逃した苦い経験がある。学生時代は、金はないが、時間はあるので、金のやり繰りさえできれば、聴きに行くことはできたが、サラリーマンになると、金には余裕ができたものの、せっかく買っていたチケットも、会議が延長になり、泣く泣くボツにせざるを得なくなった。

ピーターソンはその一人であり、それ以来、土、日以外は、当日券を買うことに変更したが、その場合、どうしても、良い席が手に入らず、足が遠のくようになった。

ピーターソンの場合、膨大な数のレコードが発売されているので、どれを買うか迷うことになるが、私が持っているものを、2,3紹介しよう。

「WE GET REQUESTS」 (VERVE V6-8606 直輸入盤)

スイング・ジャーナル 第2回(1968)ジャズ・ディスク大賞、最優秀録音賞受賞

「ALL ABOUT OSCAR PETERSON」(VERVE MVー

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JOHN HAMOND‘S SPIRITUALSとSWING  (VANGUARD VRS 8523・4)

2011-01-02 11:06:45 | 音楽

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ジョン・ハモンドのカーネギー・ホール・コンサート (1938-39

2011年。新年おめでとうございます。

今日は事始め。「初風呂」、「書き初め」、「姫初め」?・・  最近は、季節感がなくなり、カレンダーが一つ進んだだけで、感激が少なくなってきました。

2011年の最初のレコードに何を選ぼうかと迷ったが、やはりこれしかないと思う。

この2枚組レコードは、ジャズ・ファンなら、よく知っているもの。

ジョン・ハモンドが1938年と39年の12月にカーネギー・ホールで行った「スピリチュアルからスイングまで」と題する2度のコンサートは、出演者たちの豪華なこと、歴史的意義からも、ジャズ・コンサート史上空前のものであり、このコンサートがLP化されたのだから、喉から手が出るほど欲しいレコードであった。

1959年にアメリカで発売されたこのレコードが、ヤマハ名盤シリーズとして、300セットが再プレスされることになり、日本で予約販売された。

食費を節約して入手したものである。

このレコードを聴いていると、とても贅沢な気分に浸ることができるから不思議だ。

チャンスがあれば、ぜひ聴いていただくことをお勧めしたい。

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