地方都市にいると、東京のようにコンサートに恵まれないが、久しぶりに良いコンサートだった。
小曽根真と児玉桃のコンサートである。
小曽根のジャズ・ピアノを聴きたくて、チケットを購入した。
実は、児玉桃については、これまで一度も演奏を聴いたことがない。
第1部は、二人のソロ演奏で、第2部は、バルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」という興味深いプログラム構成になっている。
桃は、得意の?ショパンを3曲演奏したが、女性らしい綺麗な演奏だった。
続く小曽根は、プログラムにも、演奏曲名が明示されていない。
多分、自作の曲だろうと思ったが、最初はショパンのプレリュードをベースにジョビンを絡ませた魅力的な演奏だった。
第2部のアンコールで、ルンバを演奏し、大いに盛り上がった。
ただ、S席の後ろには空席があったのは少し残念。
10列目の中央やや左のベスト・ポジションで二人の演奏を堪能した。
このような機会が少ないのが寂しい。
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