1票の格差の裁判で、最高裁はまた、「違憲状態」の判決を出した。
「違憲」としたのは、弁護士出身の3人で、うち2人が「無効」と踏み込んだ一方、2人は「合憲」とした。
合憲とした2人は、行政官と検察官出身で、出身経歴で判断が分かれている。
安保法制では、強引に法案を成立させ、臨時国会の開催には応じず、「違憲状態」との最高裁の判決にも、長年適当にお茶を濁し、違憲状態の中での選挙で当選した議員が、憲法など関係ないと勝手な判断をしていることになる。
次の判決では、期限を切って、改善されなければ、「選挙無効」とするくらいの判決を出さなければ、改正されないのではないか。
しかし、最高裁判事の人選には、政府が大きく関与する。
現政権は、沖縄の問題でも、法律を曲解し、自分に都合の良いようにする傾向がある。
権力者に謙虚さがなくなると、独裁者に進む棄権があるので注意が必要だ。
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