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柔道界の暴力事件が問題になっている。
先日来、中、高校のクラブ活動での体罰がTVを賑わしていたが、この問題はもっと広いようだ。
今回の問題は、日本代表選手での問題であり、学校でのものとは少し質が違うと考えるべきなのだろうが、おそらく、スポーツ界全般に共通している問題なのだろう。
オリンピック開催国になると、どうしてもメダル至上主義に走るので、この際、2020年の開催候補を辞退し、先送りにしてはどうだろう。
他の種目ならともかく、日本を代表する種目である柔道での問題となれば、国際的にも見る目が違うと考える必要がある。
今回、この問題で落選したら、次のチャンスは、非常に難しくなるだろう。
国を代表して闘う選手は、学生とは異なり、どうしても結果を求められるので、厳しい練習に耐える覚悟がなければ、代表候補になろうと考えるべきでない。
一流になるために、厳しさに立ち向かうことは何もスポーツだけではない。
ただし、その厳しさが、暴力であるのは筋違いである。
皆が、結果ばかりを求めすぎることにも問題があることを認識し、価値観を変える必要があるのだろう。
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