囲碁棋聖戦は、井山の3連勝で第4局を迎えた。
これまでの内容を見ると、井山は調子を取り戻したようだ。
囲碁チャンネルで放送があり、じっくり観戦した。
解説の高尾九段は、井山に4連敗した経験があり、挑戦者としては、なんとしても、1勝したい気持ちが判るようだ。
最近は、解説の中に、AIの評価が示されるが、井山優勢で進行していた。
ところが、中盤の井山の着手で、AIの評価が突然逆転した。
それほど悪い手とも思われず、一瞬間違いではと思った。
これまで、数値が縮まることがあっても、一気の逆転は珍しい。
その後、AIの評価は行き来し、終盤の河野の手は、ほとんどAI通りであり、逃げ切って勝利した。
結果的には、井山がAI推薦の手を打っていれば、勝ったのかもしれない。
AIの形成判断力のすごさを思い知らされた1局であった。
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