シリコンバレーの銀行の倒産は、リーマン・ショックを思い起こさせる。
長年、金融緩和でじゃぶじゃぶのマネーが運用されていたが、一転引き締めに転じたことで、いろいろな副作用は予想された。
金利が上がれば、国債価格が下落することは、金融業界に身を置くものなら常識だ。
ただ、満期まで保有すれば、損失は発生しない含み損の状態であるが、売却すると損が実現するので売れないとなると資金繰りが問題だ。
ロシアへの経済制裁が、廻り回って、こんな形で問題化するとは皮肉なものだ。
資本主義国の金融システムが、こんなに脆弱なら、米国以外でも同じようなことが十分に起こりうると考えねばならない。
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