連日、パラリンピックの報道がなされているが、メダル獲得の報道に偏っている。
どの番組でも、メダルの数の話ばかりであることに違和感がある。
負けても、報道に値する選手がいるのではという気がする。
日本は、アテネ大会以後、メダルの獲得数が減っているというが、むしろ好ましいと考えるべきではないのだろうか。
発展途上国からの出場など考えられなかった環境が少しずつ変化しているということなのだろうから。
車椅子や義足の性能に大きな差があり、性能の良いものは、大変な高額だという。
障害の程度には様々な差があり、平等な競争条件を設定するのは難しいであろう。
たまたま見たボールゲームでは、障害者の能力に感心させられた。
メダルを取るレベルへの努力は想像しがたいとは思うが、より多くの障害者が、もっといろいろなことに触れることの出来る環境作りの方が大事なような気がする。
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