全英オープン・ゴルフといえば、リンクスで強風と雨、深いラフにポット・バンカーというのが特徴で、アンダー・パーが難しいのがこれまでの例であるが、今年の最終日は天気にも恵まれ、優勝を争う2人は別次元のゴルフを見せてくれた。
これまで何度もメジャー大会のゲームを見てきたが、こんなプレーは稀である。
テニスの場合、世界ランキングの上位には重みがあるが、ゴルフの場合はそうでもない。
従って、優勝争いはいろいろな組み合わせになる。
スエーデンのステンソンは、勝てばメジャー初優勝であるが、いつメジャーに勝ってもおかしくない世界ランキング6位の実力者である。
一方のミケルソンは誰もが知る実力者である。
15番で、ステンソンの長いパットが入り、ミケルソンの16番のイーグル・パットはカップの縁で止まる不運、そして、ステンソンの18番のティー・ショット。
勝利の女神はステンソンに微笑んだようだ。
しかし、ステンソンは苦境を跳ね除け、20アンダーという優勝者にふさわしいプレー内容だった。
スエーデンにメジャー初優勝をもたらした勝利、とにかくおめでとう。
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