100mの予想をするには、予選、準決勝の走りを見ておく必要がある。
トップ選手たちは、予選は流すのであまり参考にならないが、準決勝になると決勝を見据えてのレースになる。
準決勝のボルトは、最後は横を見ながら流しての9秒86である。
決勝では、全力の9秒7台が予想され、そうなると、ガトリンがボルトに勝つのは難しいと思ったが、やはり予想通りになった。
それにしても、ボルトの後半の加速はすごいとしか言いようがない。
これで、前人未到のオリンピック3連覇であるが、200m、400mリレーにも勝つと3種目、3連覇の偉業を達成することになる。
ボルトの陰に隠れているが、マイケル・ジョンソンの記録を破り、400mの世界新で優勝したファンニーケルクもすごい。
100mを9秒台、200mを19秒台で走るとのことである。
ボルトを初めて見たのは、2007年の大阪世界陸上であるが、その後、2008,2012,2016年のオリンピック3連覇を達成するのだが、これほどになるとは思わなかった。
もし、ボルトが400mに挑戦したら、どんな記録を出すのだろう。
水のフェルプス、陸のボルトの伝説の完成である。
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