想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

午後8時の当選にビックリ

2016-08-01 11:18:17 | 政治

TVをつけると、投票締め切りの午後8時と同時に、小池候補の当選の報が出た。
かなりの接戦になると思っていたので、少なくとも開票速報の第一報が出てからと予想していたので驚いた。
最近の選挙は、出口調査等の精度のアップから、予測が可能なようだ。
今回の都知事選に勝つ要素は、
1. 金銭にクリーンであること
2. 猪瀬、舛添を推薦した自民推薦候補でないこと
3. 女性であること
が、考えられた。
先ず、参院選挙期間中から、TVが小池候補を取り上げ、知名度で優位に立った。
また、舛添問題をウヤムヤに葬った自民都議団に対する反発が強かったところへ自民党員でありながら、応援したら処罰するとの文書で同情が集まった。
野党統一候補として、鳥越氏が名乗りを上げたときには、浮動票の取りあいが予想されたが、永六輔、大橋巨泉、中村紘子と次々にガンで亡くなり、4年間大丈夫かという健康不安問題が浮上すると共に、若い層には、すでに過去の人となっていた。
世界的に、トランプ現象が示すように既成政党、政治家への不信が蔓延しており、女性への期待も高まっており、政党からの推薦のないことが有利に働いた。
締め付けにもかかわらず、自民支持票の50%が小池候補に流れたということは、政党支持票の半分は浮動票であることを示している。
これは、鳥越候補の票数を見ても判る。
トドメは、石原元都知事の「厚化粧の年増」発言であろう。
当選した途端、公約をウヤムヤにする人も多いが、小池新知事の、情報公開し、都政をクリーンにするという公約に期待しよう。

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