ピアノ:ルービンシュタイン、ウォーレンシュテイン指揮 RCAビクター交響楽団
この曲を初めて聴いたには、高校1年の時に観た映画の中であった。2本立てで、本命の1本ではなかったが、アルゼンチン映画で、確か「憂愁」という題であったと記憶している。
物語は、「椿姫」をベースにしたものであったが、背後に流れる音楽が印象的であった。
誰が作曲した、何という曲か判るまで、大分時間を要した。
ピアノ協奏曲と云えば、チャイコフスキーの1番、ベートーベンの5番、ラフマニノフの1番、ショパンの1番等がポピュラーであるが、グリークのこの作品も、そこに加えたい。
グリークは、他に、「ペールギュント」が有名であるが、北欧の景色をバックにした「抒情小曲集」を聴いていると心が和む。「名曲アルバム」という番組があるが、それには打ってつけの作品である。
「ピアノ協奏曲 イ短調 作品16」は、多くの有名ピアニストによって演奏されており、甲乙つけがたいが、ジョルジ・シフラの演奏が捨てがたい。
ピアノ:ジョルジ・シフラ、 ヴァンデルノート指揮、フィルハーモニア管弦楽団(Angel AA―8412)
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